●銀河ヒッチハイク・ガイド
DVD がでたので購入した後で、積んであった原作を読み始める。ダグラス・アダムスの「銀河ヒッチハイク・ガイド」はおばかSFの金字塔といわれているが、まさに金字塔であった。このすばらしさに星4.5。こういうの好きなんだねえ、私。でもただおばかだから、というわけではなく、おバカな題材を精緻に効果的に組み上げている構成が好きだなあ。「宇宙の果てのレストラン」も続けて読む気でいる。
一方、映画のほうは設定や各登場人物?はそれほど悪くもないが、全体のリズム感がとても悪い気がする。なんかねー、せっかくの気の利いた英吉利風風刺がただのどたばた亜米利加風になっていて、とっても嫌だ。でも脚本とかの名前にダグラス・アダムス入ってるんだよなー。まあ、そんなわけで映画のほうは推薦しません。