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December 22, 2006

●厭魅の如き憑くもの

book-Mitsuda-01.jpg「本ミス」をみて三津田信三さんの「厭魅の如き憑くもの」 は私の趣味にあうかもしれん。。。と思い購入して読んでみようと。でもなかなか見つけることができずに苦労したぞい。うーむ、カカシさま恐るべし。 厭魅(まじもの)・・・でも厭魅がでた気分にはなれないなあ。そのあたりが弱いかも。

なかなかよい雰囲気で進んでいったけど、最後は、うーん、ちょっと物足りないかも。雰囲気ものりもよかったんで最後も一気に読んだんだけど、一息ついて考えると、最後はなんか一番思っていた通りなのでがっくり。また、一番最後も、これをやるならもっと破壊力をもって、強力に宙ぶらりん状態にしてくれないと、嫌だ。最後に実はもう一回入れ替わっているとかあるのかなあとか思っていたのに、あんまり起こらずに終わっちまった。

民俗学部分もまあそれなりにおもしろいんだけど、白黒の話は結局良く考えると事件の本質には関係ないような気がするし。でも凶鳥も読んでみようかと思う。

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