●ギリシャCD 3題
なんだか暑くて湿度高すぎ。こんなときは地中海を幻想しようと何枚かギリシャものを購入した。XAVIER Recordsというネット専門のCDショップで初めて購入したんだけど、試聴もできてけっこう良い。完全に民族音楽のものはちょっと苦手なんだけど、エスニックジャズというのか、エスニックフュージョンとでもいいましょうか、撥弦楽器愛好家の皆様はぜひ試聴してください。ギリシャものは音階といい変拍子といい私を呼んでいる。。。
なんだか暑くて湿度高すぎ。こんなときは地中海を幻想しようと何枚かギリシャものを購入した。XAVIER Recordsというネット専門のCDショップで初めて購入したんだけど、試聴もできてけっこう良い。完全に民族音楽のものはちょっと苦手なんだけど、エスニックジャズというのか、エスニックフュージョンとでもいいましょうか、撥弦楽器愛好家の皆様はぜひ試聴してください。ギリシャものは音階といい変拍子といい私を呼んでいる。。。
ジュゼッペ・シルレン・ミラネージ(Giuseppe Sirlen Milanesi)はマンドリン独奏曲である「サラバンドとフーガ」やマンドリン合奏曲の「主題と変奏」で有名ですが、同時代のアマデイ、マネンテ、ファルボなどに比べるとどうも渋い印象があります。曲はしっかりしてるんですけどね。「誕生日の幻影」はそんなミラネージの小品であります。ただ、古来「誕生日の幻影」と訳されているんだけど、なぜか不明。「クリスマスの情景」とでも訳したほうがよいのではないかと思うぞ。そういう意味ではいま出すのはまったくの季節外れではありますが。
おお、5月はなんにも公開しなかった。
Edouard Mezzacapo(メッツァカーポ)は19世紀終わりから20世紀初旬の人で、イタリア生まれですがパリに出て、マンドリニスト・作曲家として活躍したようです。独奏曲やアンサンブルの作品が多く、大きな演奏会というよりは、サロン向けの音楽ということができるでしょう。「マンドリニストの行進」もそのような小品のひとつですが、音楽PC崩壊中(キーボード認識しなくなった。。。)なので、時々動いているときに復旧していたReason2.5で作成しました。
KFCといえばケンタッキーフライドチキンではなく、カエリヤマファイナルコンサートでございます。昨年11月28日に行われたライブのCDが完成したようで、購入を申し込んでいたものが最近送られてきました。もちろんバカモノですから2枚購入し、1枚は永久保存バックアップです。カエリヤマ萌え。
久々に帰山栄治氏のマンドリン合奏曲聴きまくりで、忙しい中、小さな幸せでございました。何で好きなんだろうと考えると、バルトークやプロコフィエフ的なクラシックの感性もあるんだけど、真のプログレ魂を感じるのが大きいんじゃなかろうかと最近思っております。そう、邦人マンドリン曲界で唯一のプログレ・マスターなのだ。そう思えば低音部隊が彼の曲でプログレリズム隊のようにアドレナリンだしまくって陶酔しまくるのがわかるんじゃなかろうか。
Philip Glass の協奏曲集が出ていたので購入しました。「The Concerto Project, Vol. 1」でチェロ協奏曲と2人のティパニー奏者のためのコンチェルト・ファンタジーだそうで、もうよだれでまくりです。カエリヤマファンには少しぬるいかもしれませんけど、最近これくらいが好みなんですよ。
立派に風邪をひきました。
マンドリン合奏でもクラシックなどからの編曲があるのだが、だいたいは賛成しない。特に有名曲であればあるほどオーケストラ演奏のイメージが強く、がんばって弾いているけど原曲のほうがいいよね、という感想になるのだ。結局奏者のための選曲と聴衆のための選曲があるわけで、両方がうまく重なれば理想的であるが、クラシック編曲によるマンドリン合奏ではとても難しい気がしている。ほどんどがアマチュア団体なんだから、まあ弾きたいものを弾くというのがあるんでしょうけどね。昔ある人と話していたときに、編曲モノが成功するかどうかは選曲段階で8割決まっているということを言われたが、大きく同意である。
2年程前にでていたCDのようですが、最近購入しました。選曲がおもしろすぎる。私のつぼにはまった選曲です。伊福部昭の曲が入っているからというのではなく、本当にどの曲も良い。特に最初のラヴェルなんか、「亡き王女」や「古風なメヌエット」をマンドリンでやるくらいならこれを弾きなさい!って感じ。小ロマンス(伊福部昭)はなんと眠狂四郎のテーマだったそうで、そこにチェンバロ・ソロを持ってくるのはすごいなあ。しかも最後はエレクトリカル・パレードのテーマ。
英語のみのコメントははじくようにして、再開です。現代ギター社のサイトをみたら、phpで検索できるようになっていた。LAMP環境なのでしょうか?マンドリンのCDも結構持っているほうだとは思うのですが、最近購入していません。ちょっと買うつもりのものを備忘録として memo。そろそろ少しマンドリン音楽への勝手な感想も書こうかと思っています。
クボタ・フィロマンドリーネン・オルケスター〈響~邦人作品集〉
アルテ・マンドリニスティカ(京都公演)
アルテ・マンドリニスティカ(東京公演)
日々是音楽のほうで、プッチーニのピアノ小品からひとつ。タイトルは「小さなワルツ」ですが、後にオペラ「ラ・ボエーム」の第2幕でムゼッタが「私が街を歩くときには」とうたうムゼッタのアリアとして有名です。ピアノ小品が原曲で、その後オペラに使用されたようですが、この曲に限らず交響的前奏曲や交響的奇想曲などの旋律も後に再利用されています。
週末に仕事をしながらDVDを見る・・・いや先々週も見たんですけど、レンタルの「リーグ・オブ・レジェンド」だったりで、まあ書くほどのこともないかな、と。今週は紀伊國屋書店がだしているオペラの映画化 DVD 2作「オテロ」と「トスカ」です。どちらもすんごく良い!ちょっと高いけど。
日々是音楽のほうで、プッチーニの「ローマ讃歌」を公開しました。プッチーニはオペラで有名ですが、いくつか管弦楽曲、歌曲やピアノ曲も書いています。「ローマ讃歌」(Inno a Roma)は1918-19年に作曲された作品で、機会音楽といえるでしょう。原曲は合唱+ピアノです。自編ではないけど、管弦楽+Organ+合唱のバージョンもあります。この曲をとりあげたのは、CD紹介のからみでそろそろプッチーニも、ということと、ここでの元譜がMaurri社から出版されているマンドリン合奏向け編曲譜(Mn1+Mn2+Ma+Gt)を元にしているからです。(言い訳っぽいですね。)
イタリアの19世紀の音楽といえばオペラばかりが有名です。ロッシーニからドニゼッティ、ヴェルディという大物が多いので仕方ないのですが、管弦楽曲も当然作られています。オペラではなく管弦楽曲中心の作曲家といえばマルトゥッチとスガンバーティははずせないのですが、今回はちょっと横道にそれてポンキエッリの管弦楽曲を紹介しましょう。というのは作るのにあわせているといつになるかわからないので。
イタリアのクラシック音楽の曲を紹介していこうと思っていたのですが、自分の作品とリンクしようと考えているといつになるかわからず、全く進みません。楽譜的にはBoccaccini & Spadaで、以前に Leoncavalloで紹介した La Nuit De Mai(交響詩「五月の夜」)のスコアが販売になりました。しかし、いくらマンドラとリュートが入っていても150ユーロは買う気にならず。マスカーニの Sinfonia in fa magg.なんていう楽譜も出ていたので注文してみましたが、「仮面」序曲だったりするとがっくりくるかも。
ちと組曲など多くてどうしようかなと考えていると、頭の中にムダーラのファンタジアがなりはじめたので、入れてみました。ギター弾きには有名な曲でしょうが、一般にはどうでしょう。Alfonso Mudarra (1510?~1580) はスペインのビウエラ(ギターの先祖?)奏者です。
日々是音楽のほうで公開しました。以前にも書いているとおり、有名曲やクラシックのCDで入手が簡単なものはそちらのほうが良いに決まっているのであまり作る気はないのですが、今回はQLSO Gold(Quantum Leap Symphony Orchestra Gold Edition)のテストの意味がありますので、逆に知っている曲のほうが比較しやすいということです。
ユニバーサル、ユニテルのクラシック&オペラDVDが再販されるようです。店頭で、「カヴァレリア・ルスティカーナ」はどこへいってしまったんだーと思っていたんですよね。
Ruggero Leoncavallo (1857-1919) はヴェリズモオペラの作曲家として「道化師」だけが有名ですが、ここではマンドラやリュートの入った珍しい曲をご紹介。
Marco Enrico Bossi(1861-1925) はイタリアのオルガニスト・作曲家です。20世紀初頭のイタリアの器楽作曲家であり、当時最高のオルガニストの一人で、オルガン曲の作曲家としても国際的に知られていました。オルガンの作品のみならず、いろいろな曲を残しています。マンドリン関連では、「魅惑の洞窟にて」作曲したC.A.Bossiのお兄さん。
マスカーニでは「カヴァレリア・ルスティカーナ」の間奏曲ばかりが有名です。が、他にもなかなか超ロマンティックな曲がありまして。
マンドリン合奏やイタリアの近代器楽曲なんぞのCD紹介をかつて少し作っていたのですが、撥弦楽器のCD紹介ではshirakisさんのサイトがすばらしすぎるので、イタリアのロマン派からヴェリズモの作曲家の純器楽作品を中心に手持ちのCDから紹介していきます。
最初はプッチーニの交響的前奏曲イ長調。