●殺意のシナリオ
続いてジョン・フランクリン バーディンの第2作目、「殺意のシナリオ」を読んだ。主役ではないが、前作に登場していた人間も登場しているので、「死を呼ぶペルシュロン」から読んでよかった。で、相変わらず危ない感じなんだけど、そうはいっても第1作よりはまともに思える。。。が、まともななのが良いかというと、バーディンはまともでないところがよいわけで、前作ほどには惹かれなかった。まあこういう設定が新本格などで量産されたせいかもしれないが、やはり小人とか馬とかが悪夢の世界を作っていた前作に比べると、ちょっと普通なので星3.5としておこう。でもやはり話はけっこうひきこまれるのであった。探偵役は不満で、今回の感想はこれだけ。