August 09, 2009

●サマーウォーズ

movie-SummerWars.jpg谷津干潟を覗いた後で、サマーウォーズを見ようと思ったがまだ混んでいそうなので東武練馬までいったが正解だったような気がする。それでも満員だったのだ。でも確かに満員になってもおかしくないできだったし、途中のおばあちゃんのシーンではやはり泣けちゃうし、でもこいこいのシーンもよかったし、いやあよかった。

あんまり人とは付き合いたくないほうなんだけど、こんなのみると田舎の大家族もよいなあとか。まあ3日で感動忘れてうっとーしくなりそうな気もするけど。

とにかくもう一回みたいなあと思った。そう思ったのは今年はエヴァンゲリオンとこれなのだが、アニメだからというのではなく、脚本がうまいというか細かいつくりがすべてというか。

August 02, 2009

●山形スクリーム

movie-YamagataScream.jpg天気もそれほど良くないので、昼から池袋へ出て「サマーウォーズ」を・・・と思ったが、けっこう一杯で見れず。次の時間まで待つ元気はなかったので帰ることにしたのだが、メトロポリタンプラザのHMVでクラシックのCDでもお買い物、と行ってみるとシネ・リーブル池袋で「山形スクリーム」をyっていたのでそれを観ることにした。が、こちらで待つのなら「サマーウォーズ」で待っても一緒ジャン、と反省。

さて「山形スクリーム」は竹中直人監督6作目で初のコメディー、というかホラーというかごっちゃ煮ムービーです。おもしろいけど、最初からハイテンションで疲れる。最初のほうはもう少し抑えてもよいかなあとか。役者では生瀬勝久さんとか温水洋一さん六平直政さん田中要次さんとかはまっているけど、どうも邦画はどちらみてもこの人たちばかりだね。落ち武者の方々は沢村一樹さんはじめ渋くかっこよかった。成海璃子さん演技をおいてカワユス。

で、某夫妻とロビーであったりして、同じ行動パターンであったかとちょいと反省だ。

June 27, 2009

●ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破

movie-Evangelion-02.jpg死ぬほど残業が多いわけではないのだが疲れがたまりつつあるようで、今週は休出なし、精神汚染からの復活にかける試作機であった。

というわけで、朝からペットボトルのゴミ出しや洗濯を行い、池袋で本を購入し、庭の湯で寝転がって、さて本日公開の「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破」である。いやあなかなか壮絶な展開ですねえ。部分部分はTV版と近いところもあるんだけど、もはや目指すクライマックスはまったく異なるだろうし、演出や各シーンのクオリティはものすごく高い。でも前はとがっているだけだった気もするけど、加持さんの農業など「生きること」の視野がすこーし広くなっている気もする。観る方も年取ったからなあ。

さて次は急がQになったみたいだけど、もうすでに展開は前回の最終状態まで行っている感じだしどうなっちゃうんでしょう。でもカヲル君のシンジ君愛はよくわかったよ。

May 05, 2009

●GOEMON

movie-goemon.jpg午後には豊島園の映画館で「GOEMON」を観てきた。実は観たかったのだ。前作「CASSHERN」で毀誉褒貶が激しかった紀里谷和明監督ではあるけれど、各シーンのかっこよさというかJOJO的な世界を実際の映像として作り出せる能力はすばらしいと思う。ただ、映画の文法として単語だけを並べたような気がしていて、文章として読むにはつらいのだが。でもなんにも気にせず「シーンのかっこよさ」を観たければ一番ではないだろうか。

で、「GOEMON」はアナザーワールド的な戦国時代の設定といい、江口洋介と大沢たかお他の信長(中村橋之助)、秀吉(奥田瑛二)、家康(伊武雅刀)のおじさん連がいっちゃってて良い(服部半蔵(寺島進)含む)。次の映画は中年以上の爺連による怪しいノワール映画でもよいんじゃないか。。。客が入らないか。霧隠才蔵の大沢たかおは江口洋介食ってたなあ。

あ、もちろん名作というには壊れた部分も多いのだが、突出した部分も確かに多いということで、今の気分では気に入りました。ただ広末涼子は全然だめ。あの話し方はあわないので他の女優のほうがよかった。

April 18, 2009

●鴨川ホルモー

movie-KamogawaHorumo.jpg今日は朝から池袋-中浦和からバスを乗り継いで、秋ヶ瀬公園へいって一往復。バスで志木駅まで移動して東武東上線で成増駅下車。光が丘公園を縦断して大江戸線で光が丘駅から豊島園駅でユナイテッドシネマとしまえん・・・やっとたどり着いた。で、「鴨川ホルモー」をみてきた。

まあ京都の風景を楽しむことを目的としているので、これはこれでよい。5人対戦ホルモーは昼の対戦かよ、とも思ったけど、街中を走りまくるのはなかなか良いアイデアだと思った。でも、鼻の話とかさだまさしの話は一回出すだけだと生きないので、削っても良かったと思う。また私は原作を読んでいるからわかるけど、十七条ホルモーとか、もう少し論理的整合性の合った脚本にしてくれないとなあ。だって最初は一人がホルモーって叫んだだけで負けてたじゃん。罰とかそのあたりはもう少しだけ丁寧にあってほしかった。あ、それから京大青龍会は東だから新風館に集まっちゃだめじゃん。

凡ちゃんは許すが、早良京子役はもう少しかわいこちゃん系が良かったような。あとマスターはちょっと変にやりすぎか。それでも、京都の思い出としてDVDも買うだろう・・・か?鴨川沿いがけっこう出ていてうれしかった。

March 09, 2009

●ヤッターマン

movie-Yattarman-01.jpg今日は人間ドックなので有休をとっていた。ほぼ午前中で終わり、天気がよければどこか公園へ・・・とも思っていたが、曇っているのでそれはやめ。というわけで、京都撤退などでどたばたしていて最近映画にもいっていないので、映画を観ることにした。で、選んだのは「ヤッターマン」である。007は前作を観てないし、20世紀少年も前作を観ていない。ジェネラル・ルージュも。。。20世紀少年はマンガのときは自分の中で盛り上がっていたんだけど。。。

で、三池崇史監督、さすがに良いな。こういうのは想像するのと同じくらいだとつまらなくて、あらゆる点でやりすぎるべきなのだ。出だしから飛ばしていて、外人のことなんか考えない駄洒落具合でなかなかよい。しかし、一部子供向きでないような。ドロンボー一味のメカではダイドコロンのほうが好きだ。

ドロンボー一味ははまりすぎていて凄い。ま、アニメから実質の主役はこっちだしね。深田恭子、ケンドーコバヤシもよいが生瀬勝久のボヤッキーが怖いくらいはまっている。もう他が想像できないです。ドロンジョは深田恭子さんで問題ないですが、ちょっと年上で米倉涼子でどうでしょう。。。一方櫻井翔くんはちょっと型が決まっていないのが気になりました。後半はなれちゃったんだけど、最初のシーンではちょっとふらついている感じ。歌舞伎のようにピシッと決めてもらいたい。あと、せりふがどうもアニメ調にできないので、そのあたりがちょっと。 博士はよいけど、博士の娘役はもっと小さな子供のほうがよかったんじゃないかなあ。ドクロベエ以降はちょっとやりすぎかな。この映画に限ってはドクロストーンは解決しなくても良かったのでは。

もちろん、この映画も最後の最後の最後まで観てくださいね。絶対。

August 03, 2008

●スカイ・クロラ

movie-TheSkyCrawlers-01.jpgというわけで今日も死ぬほど暑いのだが、4日間休める最後なので続けて「スカイ・クロラ」を観にいってきた。うーん、押井守映画でこんなに人が入るとはうそみたいだ。。。 でも昨日見た「ダークナイト」よりはまだカップル向きだった。

なんせ最初の戦闘シーンから凄い。空中の密度とは対照的に地上ではゆるくあいまいな時間が過ぎていく。。。押井映画にしては見やすいわかりやすい感じではあったが、それはそれでよい。もちろんどのパーツも昔あったなーという感じだし、このゆるさは「ケルベロス 地獄の番犬」的?

川井憲次さんの音楽も泣けたよ。画面をたんたんと抑えて音楽で泣かせているともいえるなあ。でもなんつうか企画の関係かエンドクレジットの主題歌が絢香で雰囲気ぶち壊しでひどかったなあ。いや曲単独では悪くないけどエンドクレジットはちょっと。イノセンスのときのフォローミーはまだ許せたけど。。。静かにサントラのエンディングテーマで終わってほしかった。。。そうそう、エンドクレジット後にも重要なカットがあるので、最後まで席を立たないように。

July 06, 2008

●ザ・マジックアワー

movie-magichour.jpg

とにかく暑い。まだ7月のはじめですが、関西は熱帯ですなあ。昼はとろけるので、映画館に逃避することにした。どれにしようか考えたんだけど、観ておきたかった「マジックアワー」に決定。昨日の夜「ナイトウォッチ」をDVDで観なおしたので、今日は重いのは嫌だ、ということで。金曜の夜から昨日まで東京往復してきてちょっとお疲れ気味であるのだ。しかも暑さは一層身を蝕む。

久しぶりにBiVi二条のほうへきた。最近映画にしろ寺町通りのほうへむかうことが多くなっていたのだが、配給の関係だろうけどMovixではやってなかったからです。で、昼はサラサ3で昼食、終わってからは、前から寄ってみようと思っていたカフェの雨林舎でぬるむ。トーストにブラックオリーブペーストをぬったものとアイスコーヒーなのだがトーストの名前は忘れた。いやしかし、本当に夏である。

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May 01, 2008

●少林少女

movie-ShorinShojyo.jpg私は1日から6日がお休みで・・・のはずが、5,6は出社予定となってしまった。がっくし。

今日は新宿で少しうろうろしてPC用のソフトとあいかわらずCDを購入して、豊島園のほうで映画を。「王妃の紋章」を観たかったのだが時間が合わず「少林少女」になってしまった。もちろん柴崎コウを観るためだけの映画である。。。今日は1000円だった。

さて、映画の出来を問う種類のものではないのでどうでもよいのだが、前半にもう少し少林拳での戦いを入れたほうが良い気がするなあ。。。まあ私は八極拳最強と刷り込まれた世代なので。。。男組や拳児が懐かしいとです。

January 04, 2008

●サディスティック・ミカ・バンド

movie-sadisticmicaband.jpgあとお休みが2日しかありません。悲しすぎる。。。

京都へ移動してきて、なんか映画でもと思ったんだけど、普通の映画ではあんまり観たいものもなかったので、京都シネマで「サディスティック・ミカ・バンド」を観て来た。こんなとき京都シネマとかは変なものをやっていて良い。

さて、もっとライブそのものかと思ったら結構3人(高中さんはギターで話すという感じでしょうか)のインタビューとかが入ったドキュメンタリーだった。ライブCDは持っていたけど、やはり画像があったほうがよいなあ。それにしても加藤和彦の歌謡+ロックのセンスや高橋幸宏のフォーク・エレクトロニカ?を改めて見直したよ、というか聴きなおした、かな。小原礼の曲に結構はまってたりして、4人ともロックを核にしてもはみ出してるんだよね。高中正義はCDで聴いてもちょっとソンだな。やはり「高中立ち」と「高中弾き」を見ると全然感想が違う。

カエラぎざかわゆし。もう少し曲を長くして90分でもよかったにゃー、犬だってにゃー。

November 10, 2007

●クワイエットルームにようこそ

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東京はすでに寒いです。。。さて本もあまりよんでいないので書くことがない。今日は雨なので映画館へいって、「クワイエットルームにようこそ」を観てきた。宮藤官九郎、蒼井優、りょう、妻夫木聡、大竹しのぶら豪華個性派キャストがそろっているが、内田有紀がやはりよい。

演劇的につぼを押さえた笑いで、いろいろと笑えるけど、話は重いです。自分を見つめなおすというのは難しいことだけど、内田有紀演じる明日香が自分を見つめていくと同時に、私たちも自分を考えざるを得なくなります。観ていくうちに外と中の違いがあんまりわからなくなって、そこにいるのはたまたまの流れだったり金があるからというだけなんだろうか?

September 09, 2007

●エヴァンゲリヲン新劇場版:序

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あいかわらず暑いので、歩き回る気力なし。ということであいかわらずアニメ映画だ。「エヴァンゲリヲン新劇場版:序」は12年ぶりのリメイクである。最初はおんなじ感じだし展開も圧縮しているため表現に乏しいなあ、とか思っていたが、それもヤシマ作戦を中心にするためだったらしい。後半のヤシマ作戦はもう昔とは数段違う大迫力でした。自在に変形するラミエル様が素敵すぎます。

さて序でのストーリー展開は前回とほとんど変わらないのだけど、違う点もあり今後どうなるんやーという感じ。この段階から渚カヲルくんがでてくるし(アスカも出てないのに)。またエヴァの装甲の取れた「手」の部分も強く表現されていたため、今後の展開で・・・むにゃむにゃ。で、最後のエンディング後にはお約束のミサトさんの「予告」がはいっていて、もう相当展開が異なるような気がするので、観なくてはいけませんなあ。あ、私はエヴァヲタではないのだが。。。

August 26, 2007

●ベクシル -2077 日本鎖国-

movie-Vexille-01.jpgで、暑さで気が抜けて映画を観る。「ベクシル -2077 日本鎖国-」はフル3DCGなのだが声はまだ違うのね。ハイテク鎖国10年後の日本に潜入する構想や設定は非常におもしろい。また、CGも前の「AppleSeed」より格段に上がっている気がするし、結構好きだ。ただ、砂虫君など過去のいろいろな作品の影響というか安易なまねのように思われる部分も多い。

また、こういう話なので人間的などろどろを物語に盛り込みすぎのような気がする。もう少し薄味のほうがよかった。人間関係をだすには表情が弱いので(やはり微妙に違う)もっとアクション中心でスカッと行ったほうが良かった。

で、大きな設定の嘘は良いが細部がぼろぼろなのでその部分が気になる。砂虫君横に20mも飛べないくせに、最後は240階まで飛びますか?テクノロジで遅れた米国で個別生体反応が見えるのに、壁の外でバギーで走り回ってもほったらかしですか、生体金属になっても銃で死ぬならメリットは何よ、など、SFって大きな嘘を細かいリアリティで埋めていかないと話自体が思いつきの子供向けの寝物語になってしまうのだが、そのあたりの脚本が弱すぎると思うぞ。

May 04, 2007

●大帝の剣

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連休は何もしていないがCD買ったりで金は使っているなあ。。。久しぶりに World Disque にいってプログレ系買いまくり、秋葉原では石丸電気だけにいってSACDのクラシック曲買ったりでございます。プログレ系では Vedres Csaba のを多く買いました。

さて、ちと風邪気味で体調悪いけど、なんかしておこうということで、観たかった「大帝の剣」を観てきた。せっかくなので大画面で。。。と思って映画館へ行ったわけだが小さいスクリーンでした。とほほ。

もちろん設定は奇想天外おばか映画なんだけどそのばかばかしさが好きだなあ。きっと原作も山田風太郎的で好みっぽいのだが、夢枕獏さんのあのすぐ改行して段落になる文体には体がついていけず、きっと読み続けられないだろうなあ。アイディアとかプロットとかすごく好きなだけに残念。

March 17, 2007

●シルバー假面

DVD-Silbermaske-01.jpg年末観にいけなかったが、DVDでのリリースが始まったので買ってみた。昔は「シルバー仮面」だったけど、今回は「シルバー假面」なのですね。 わたしゃあんまり実相寺監督に思い入れはないのですが、では「シルバー仮面」に思い入れがあるかというと、見てはいたんだけど、その頃は「シルバー仮面」「ミラーマン」「宇宙猿人ゴリ」(というかスペクトルマン)あたりがごっちゃになっているので、それほど思い入れが深いわけではないなあ。まあ実相寺監督、佐々木守氏の遺作ということもあり見てみたかったということで。

で、今回の「シルバー假面」は女性です。大正時代です。浅草です。カリガリ博士です。ニーベルンゲンの指輪です。 が、演技つうか演出は独特で、TVドラマみたいなものを期待しちゃいけません。舞台芝居のようなもんで脳内補完して遊ぶ大人のおもちゃであることを前提にして観ないと、なんじゃこりゃ、ですね。いや、ほとんどなんじゃこりゃなんだけど。

でもまあ脳内補完するとそれなりに楽しめます。しかし満月を背景での蜘蛛男とシルバー假面の戦いは笑った。2巻、3巻も買っちゃうんだろうなあ。。。

November 11, 2006

●Death Note the Last name

movie-DeatNote-02.jpg最近忙しいというか精神的に疲れているせいか映画より疲れそう、という感じでいってなかった。で、「Death Note the Last name」を観てきました。今回は音楽が川井憲次だという話は観ていてもまったく忘れていて、最後のエンディングで思い出したよ。

で、うりはやはりマンガとのちがいなんですが、私はけっこう気に入りました。もっともマンガのほうを読んでいないとわかりにくく逆に今ひとつかもしれませんが。マンガ版で第一部の最後がこれだとよかったかもしれない。ただ最後の1年後はいらないと思う。その前でうまくきってほしかった。で、違いの部分は見ているときは気に入ったんだけど、やはり後から考えるといろいろと無理がありすぎる、、、がその場では勢いでそれなりに楽しんでしまったぜ。

ただ、映画としては、ミサミサの声とかイメージの違いと月のクールさ不足はちょっと不満。Lはエキセントリックな方向へいきすぎかとも思ったけど、最後はよかったな。やはり細部でアラが目立つのが一番の不満じゃろか。

July 14, 2006

●Death Note

movie-DeatNote-01.jpg「DeathNote」をいろいろな理由で観にいく人はいるだろうけど、音楽が川井憲次だから、という人は少ないかも。というわけで、観にいったのですが少々違和感も多し。音楽は、そのために聴きにいったとしてはちょっと悲しかった。まあスガシカオが曲中歌だったりレッドホットチリペッパーズが主題歌だったりするんであんまり出番はないかな。まあセブンソードや立喰師列伝のようにサントラ盤を買う気にはならないなあ。

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June 26, 2006

●鷺娘

movie-sagimusume.jpg実は前項目の「TRICK劇場版2」を観たのは少々前でして、日曜日にはジョボノヴィッチの「ウルトラヴァイオレット」を観ようと思ったんだけど、時間がぎりぎりで人も多そう。。。そういえば、ああこんなのもあるんだ、と思っていたのがあったのでそちらにしました。板東玉三郎のシネマ歌舞伎「鷺娘」です。いやあ、見逃さなくてよかったよ。私ほとんど歌舞伎は知りませんが、それでも、すごーいと思いました。1時間で1,000円はちょっとした息抜きにも最適。。。いや息をのみますけどね。

「鷺娘」と「日高川入相花王(ひだかがわいりあいざくら)」でそれぞれ30分。玉三郎の「鷺娘」はDVDでもでているけど、それとは違います。どちらも2005年の舞台のようです。

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●TRICK 劇場版2

movie-Trick2.jpg実は「トリック劇場版2」も観てしまった。TVシリーズの1のときは大はまりしたのだが、シリーズ2以降はそれほどでもなくなり、シリーズ3はあまり見なかったのだが。劇場版のほうはDVDで観た。

映画館だと集中できる意味もあるけど、前の劇場版よりは良い気がした。というのは今回はメインの二人を中心にしてお母さんとズラ刑事は完全に脇役というのがすっきりしてよい。また、前のは霊能者出しすぎで落ち着かなかった感が強いけど、今回はゆっくりと表現できてよかったのでは。勿論ギャグのテンポはいつものままだし、上田教授の「貞子か・・・」のつっこみは「サ・」できれてたりするんですが。またその分最後は少し長めのカットでテンポの強弱も良かった気がする。二人の最後は。。。あんなもんでしょ。

でてくるトリック自体については、もう今まで見たものばかりなので、感動はない。これはシリーズ2あたりから顕著で、メインの二人のキャラ立ちと相手役の個性で持っていたようなもんである。シリーズ1のときは出生の秘密みたいな変なひきが全体にあってもう少し暗い雰囲気があってそれが良かったんだけど。。。

April 22, 2006

●立喰師列伝

Movie-Tachigui.jpgさすがに趣味の色が強すぎるし、ぱたぱたマンガみたいな方法だし、まあ押井守さまに寺銭を払うつもりで見に行ったら、なんか予想よりも面白くてはまってしまった。でも途中退場するおじさんもいたので、きっと一般うけは無理だろうと思うけど。どうもやはり「紅い眼鏡」の天本英世氏の印象が強すぎるわけですが、ポスターの美少女、兵頭まこさんがケツネコロッケのお銀なのはうれしかった。その後も御先祖様万々歳の立ち食いシーンだったり知っているとうれしいところ多数、でも知らないとなんじゃコリャの世界です。

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March 12, 2006

●惑星大怪獣ネガドン

movie-negadon.jpg去年の暮れに出ていたようだが全く知らなかった。どこぞのBlogで見て、昨日ジュンク堂で見て、「惑星大怪獣ネガドン」のDVDを買ってしまった。本編25分しかないが、いやあおもしろすぎる。といっても昭和30~40年代の怪獣映画を見た世代でないとこの感覚は伝わりにくいだろうと思うけど。

「 昭和100年。人口対策のために火星を地球化する計画が進行する中、発掘してしまった宇宙怪獣ネガドンが日本に襲来する。もちろん防衛隊の攻撃は効かず、ロボット工学の権威・楢崎博士は自ら開発した巨大ロボット・MI6(ミロク)2号機で、単身ネガドンに立ち向かう。」のであります。まあしかしよくやる。しかし特撮部分(というわけ方がありなのかどうか)もあるけど、男の暑さが「昭和」という感じだったりして。街の風景も含めてそちらのほうが気に入ってみたり。

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January 22, 2006

●THE 有頂天ホテル

Movie-WOW-choten.jpg正月には「Mr. & Mrs.スミス」を観たんだけど、書くの忘れた。昨日は三谷幸喜監督の「THE 有頂天ホテル」を観てきた。おもしろかったんだけど、ちょっと詰め込みすぎでテンポが速すぎるかなあ。間が伸びるのを心配してるんだろうか?もう少しだけ、ゆったりと表現しても良いと思う。あるいは、最初から最後までおんなじテンポなんだけど、それぞれの要のシーンくらいはもう少しゆったりしたほうが良いのではなかろうか。。。まあすでに2時間越えているので、なんかのエピソード削らないと無理は無理ですけど。

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November 24, 2005

●ハウルの動く城

DVD-Howl.jpgDVDが出ていたので思わず買ってしまった私は現実逃避気味?Webサイトでは賛否両論なんですが、私的には良かったです。声も別に気にならなかったし、逆にソフィー落ち着いていてよいかなとか。ストーリーが判りにくいとかいう意見もあるみたいだけど、別にあれ以上くどくどやられたら逆に興ざめでしょう。「ラピュタ」以来で好きかも。

映画だなあと思ったのは、荒地の魔女の「きれいな火だねえ」とか、ソフィーが雨の中本気で声をあげて泣くシーンとか、城ががたごとと動く(戦闘機などの滑らかな動きとは対極にある)シーンなどがやはり良くて、実はとても重要で、それに比べれば背景の説明なんていらないんだよなあ。そういうのを少し切れば説明的なことも入れられるんだろうけど、でもそれじゃ全体としてぶち壊しのような気もするし。それに比べれば、別にソフィーの視点から見れば、なぜ戦争しているか、どう戦争しているかなんてわからないんだし、その後どうなったかなんて結局見る人が自由に妄想すればよいのだと思う。こういうところは「奇談」とえらい違いで、そのあたりを「奇談」でもちゃんとやってほしいと思った。

またカブが隣の国の王子様だったなんてのは物語のパターンを使った冗談なんだから、そこをまじめに突っ込むのはかわいそう、と言うよりも突っ込む人がかわいそうだなと思う。

November 19, 2005

●奇談

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奇談」を初日から見てきました。空いてるしすぐ終わりそうだなあ。話は「生命の木」に少し「天神さま」を混ぜた感じですが、どうだろう。

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September 02, 2005

●めざめの方舟

dvd-OshiMamoru-01.jpg何時の間にか押井守監修の「めざめの方舟」のDVDがでていたので買ってみた。ついでに音楽は川井憲次なのでこれも買っちゃった。愛・地球博(愛知万博)のパヴィリオンでやってるみたいなんだけど、ちょっとぐぐってみると、わけわかんなーいモードの意見多数。まあそりゃそうでしょうね。つうか、こういうものはわかんなきゃいけないのか?私の場合は多分見るたびごとに新しい発見やそのときの考えが現れて、総体的には地球や環境のことを想いそうだし、その時々で違うこと考えると思うんだけど、それが押井守の考えと全く同じでなければならない理由も無いし、それで全然問題ないと思うし。ただ、子供が泣き出したのはさすがに納得である。

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May 08, 2005

●阿修羅城の瞳

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金曜日は有休をとっていたのですが、リハビリ含めて自宅で仕事を始めました。土曜日も仕事していたんですが、、、終わらん。もっとはやくやっておけば良かった夏休み最後に宿題をしている気分です。ただ年をとったので、できんかったものはできんということで、気分転換もひつようじゃろ、と「阿修羅城の瞳」を観てきました。うーん、とっても歌舞いていて、暗黒神話を思い出しておもしろかった。つばき萌え。ただこれも万人向けじゃないよなあ。

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September 20, 2004

●スウィングガールズ&ラヴァーズ

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昨日は「ラヴァーズ(十面埋伏)」、今日は「スウィングガールズ」を観た。映画三昧。最初は「ラヴァーズ」のほうが・・・と思っていたのだが、「スウィングガールズ」結構面白い。特に音楽にやろうとしたことのある人には心に響くものでした。なんかこんな頃もあったよなあとなかなかほろりろくるっす。

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July 25, 2004

●スチーム・ボーイ

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豊島園駅の横に、この7月に「ユナイテッド・シネマとしまえん」がオープンしました。こんな場所で客が入るんだろうか?と他人事ながら考えてしまいますが、まあ私にとっては池袋へ出るよりも非常に便利なので、今年はパチスロに使う無駄な金と時間を減らして、映画を多く見ようかと思っています。で、風邪が少し良くなってきた自分へのお祝いとして、「スチームボーイ」を見てきました。大友アニメは「MEMORIES」以来かなあ。。。。と思っていたら、いいじゃん!スチーム・ボーイ!

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March 20, 2004

●イノセンスの情景

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映画「イノセンス」から、その音楽と情景を元に構成した「イノセンスの情景 Animated Clips」を購入。前のCDのコメントでも書いたように、初日に見に行ったのであるが、その画像と音楽には圧倒されているので、ここでも推薦しておきます。

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