①Mason Cellars
ilovecalwine社が輸入販売しているメイソン。所在地はナパのダウンタウン。
買い葡萄からNapa Wine Companyの施設を借りてアウトソーシング醸造。
◇2009 Pomelo SB California
Lake Countyの葡萄使用。通常12-15日の低温発酵を35日行うとの由。
1973年にワイン造りを始め1980年にはSBに注目。1996年に自社醸造開始。
CHは樽やMLF等の技巧で香りや味わいが操作されると考えてSBを好む。
確かに清涼感あるそのままのグレープフルーツ風味で果実味がストレート。
◇2009 Three Pears Pinot Grigio California
新作のPinot Grigio。西海岸ではPinot Grisと呼ばれることが多いのを敢えて。
素直な洋梨の香りが前面に立って食欲を刺激する。後口にやや苦みあり。
味わいもストレートだがフルーティーでチャーミングなワインに仕上がってます。
◇2008 Mason SB Napa Valley
樽、パッションフルーツの香り。こちらはカリフォルニアのSBらしい味わい。
Pomeloは21%と糖度を抑えているのに対してこちらは22.5%。15%が樽醗酵。
◇2005 Mason SB Reserve Sonoma County
SBを熟成させたいと2005年をいまリリース。Sonomaの葡萄は樹齢が高いらしい。
35日間の醗酵でSur Lee、3-5回/月攪拌。パッションフルーツの典型的な香り。
伝統的なSBを目指している様子だがスクリューキャップを蝋封するところが斬新。
まじめな人です。Randy Mason。
②Lamborn Family
ilovecalwine社が輸入販売するランボーン。所在地はHowell Mountainの山中。
筋骨隆々で人のよさそうな親父Mike Lambornと奥様Terry、長男、次男で営む。
自社畑の葡萄を使い、醸造はNapa Wine Companyでクラッシュ設備を使用。
収穫からワインができるまではまったくノータッチ。工程はHeidi Barrettにお任せ。
Heidiによれば、2007年はAll of the best、2008年はCS、CFのほかにPVも使用。
2003CSを持っているが飲み頃は?と質問。長寿であり10年は待った方がよいと。
横から2003年は気温が低く難しいかとの指摘がとぶと、そうだった!と屈託なく。
人間的な魅力がいいですね。Mike Lambornさん。奥さまも笑顔が素晴らしい。
畑の説明をするMike Lamborn。
◆2007 Lamborn ZN Yee Haw Howell Mountain Napa Valley
2006 ZNはエレガントな印象だったが、これは肉厚官能的。ジンです。
◆2006 Lamborn CS Howell Mountain Napa Valley
タンニンもこなれて飲みやすい。果実味と凝縮感ある余韻が楽しめます。
◆2005 Lamborn CS Howell Mountain Napa Valley
酸、タンニンが強く、まだ飲める状態ではないなぁ。将来性に期待。
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