2010/6/26-ナパ訪問-

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①Mason Cellars

ilovecalwine社が輸入販売しているメイソン。所在地はナパのダウンタウン。

買い葡萄からNapa Wine Companyの施設を借りてアウトソーシング醸造。

 

20100626 mason wines.jpg

 

◇2009 Pomelo SB California

Lake Countyの葡萄使用。通常12-15日の低温発酵を35日行うとの由。

1973年にワイン造りを始め1980年にはSBに注目。1996年に自社醸造開始。

CHは樽やMLF等の技巧で香りや味わいが操作されると考えてSBを好む。

確かに清涼感あるそのままのグレープフルーツ風味で果実味がストレート。

◇2009 Three Pears Pinot Grigio California

新作のPinot Grigio。西海岸ではPinot Grisと呼ばれることが多いのを敢えて。

素直な洋梨の香りが前面に立って食欲を刺激する。後口にやや苦みあり。

味わいもストレートだがフルーティーでチャーミングなワインに仕上がってます。

◇2008 Mason SB Napa Valley

樽、パッションフルーツの香り。こちらはカリフォルニアのSBらしい味わい。

Pomeloは21%と糖度を抑えているのに対してこちらは22.5%。15%が樽醗酵。

◇2005 Mason SB Reserve Sonoma County

SBを熟成させたいと2005年をいまリリース。Sonomaの葡萄は樹齢が高いらしい。

35日間の醗酵でSur Lee、3-5回/月攪拌。パッションフルーツの典型的な香り。

伝統的なSBを目指している様子だがスクリューキャップを蝋封するところが斬新。

 

20100626 randy mason.jpgのサムネール画像 

まじめな人です。Randy Mason。

 

②Lamborn Family

ilovecalwine社が輸入販売するランボーン。所在地はHowell Mountainの山中。

筋骨隆々で人のよさそうな親父Mike Lambornと奥様Terry、長男、次男で営む。

自社畑の葡萄を使い、醸造はNapa Wine Companyでクラッシュ設備を使用。

収穫からワインができるまではまったくノータッチ。工程はHeidi Barrettにお任せ。

Heidiによれば、2007年はAll of the best、2008年はCS、CFのほかにPVも使用。

2003CSを持っているが飲み頃は?と質問。長寿であり10年は待った方がよいと。

横から2003年は気温が低く難しいかとの指摘がとぶと、そうだった!と屈託なく。

人間的な魅力がいいですね。Mike Lambornさん。奥さまも笑顔が素晴らしい。 

 

20100626 mike lamborn.jpgのサムネール画像 

畑の説明をするMike Lamborn。

 

20100626 lamborn wines.jpgのサムネール画像

◆2007 Lamborn ZN Yee Haw Howell Mountain Napa Valley

2006 ZNはエレガントな印象だったが、これは肉厚官能的。ジンです。

◆2006 Lamborn CS Howell Mountain Napa Valley

タンニンもこなれて飲みやすい。果実味と凝縮感ある余韻が楽しめます。

◆2005 Lamborn CS Howell Mountain Napa Valley

酸、タンニンが強く、まだ飲める状態ではないなぁ。将来性に期待。

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このページは、うげが2010年6月30日 00:00に書いたブログ記事です。

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