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お題は師走に相応しくスパークリングワイン。銘柄数11。参加21名。会費$70。

 

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☆2001 Gramona Cava "Iii Lustros" Gran Reserva Penedes (Xarel-lo70%、Macabeo30%)

☆2002 Domaine Huet Vouvray Petillant Brut Loire (Chenin Blanc)

☆2004 Binner Cremant d'Alsace Extra Brut Alsace (Riesling, Pinot Gris, Auxerrois)

★2000 Strohmeier "Schilchersekt" Extra Brut Weststeiermark (Blauer Wildbacher)

★2001 Bellavista Franciacorta Gran Cuvee Brut Rose Lombardia (Pinot Nero55%, CH45%)

★2000 Tattinger Comtes de Champagne Rose (PN70%, CH30%)

 (以下、ブラインドにて)

☆1995 Krug Vintage (PN, PM, CH)

☆2001 Schramsberg "J. Schram" California (PN23%, CH77%)

☆2001 Sekthaus Raumland "I. Triumvirat" Grande Cuvee Brut Rheinhessen (PN, PM, CH)

 (以上、ブラインド)

☆1996 Salon Blanc de Blancs (CH)

☆1999 Henri Giraud "Cuvee Fut de Chene" Blanc de Noir (PN)

 

ブラインドでは泡の立ち方と余韻の複雑さで判断し、KrugとJ. Schramを取り違え。

好きなものということで一票ずつ投票の結果、Jが11票、Krug6票、Raumland3票。

今日のイチ押しはアンリ・ジロー。余韻がこんなに伸びるシャンパンはあまり経験ない。

サロンも切れのある酸とキノコのようなニュアンス、漂うような後口が素晴らしい。

ロゼではテタンジェは風格あり別格。数人賞賛のStrohmeierもチャーミングで好印象。

シャンパン以外にも秀逸な泡物は世界にあるなと実感。それぞれ楽しみ方が違うだけ。

 

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コント・ド・シャンパーニュのロゼ。いつか再会したい。

 

二次会ではカリフォルニアの白の試飲を依頼した後、古式ゆかしきブルゴーニュ赤で〆。

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◇2005 Three Saints CH Santa Maria Valley

◆1997 Chambertin Clos de beze Domaine Pierre Damoy

定例ワイン会の常連仲間のお宅@Queensにてワイン会OFF会に参加。

 

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★N/V Champagne Rose Grand Cru Louis de Sacy

 Verzyに1633年から住むSacy家のメゾン。90%PN、10%PM。赤系果実の味。 

◆2009 Beaujolais Nouveau Georges Duboeuf

 定番ジョルジュ・デュブッフ。NYはこればかり。2009年はいいかもね。

◆2007 Clos du Val Petit Verdot Napa Valley

 クラブメンバー限定のプティ・ヴェルド。単一は珍しい。まだ堅い印象。

◆2005 Calera PN Ryan Mt. Harlan

 私の持ち込み。オレンジペコの香りとの声。オレンジの香りは無関係。

◆2001 Stag's Leap Wine Cellars CS Cask 23 Napa Valley

 1976年パリ・テイスティング優勝!!!の2001年物(本当はSLV)。柔らかい。 

◆2006 Melipal Malbec Mendosa Argentina

 帰国寸前メンバーのアルゼンチン土産。マルベック濃いわ~。

◇2006 Pindar CH Late Harvest Long Island

 紅玉のタルトタタンにあわせて。酸味と甘みの邂逅が絶妙ですね。

 

6人で7本飲んで踊ってダーツして。夜は更けていくのでした。。。

今回のテーマはアメリカ赤。カリフォルニアの外、オレゴン、ワシントンも登場。

 

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◆1996 Gary Farell ZN "Bien Old Vines" Sonoma County

バニラ、黒胡椒、プラムの香り。果実が残る。滑らかな舌触り。

◆2006 Betz Family Grenache "Besoleil" Columbia Valley Washington

赤黒ベリー、クッキー、キャラメル。フルーティー。ガメイに似ているとの声も。

◆1998 Kongsgaard Syrah Hudson Vineyard Napa Valley

黒ベリー、ハーブ、スーボワの香り。酸、タンニン強い。オレンジ系。美味。

◆1997 Behrens & Hitchcock Petite Sirah Sonoma County

黒ベリー、バナナ、チョコの香り。セメダインの匂い。口当たりが甘い。

◆2004 Sine Qua None PN "Covert Fingers"Santa Barbara

果実味は奥底。シルキーな口触り。バランスよく余韻長い。ソバージュなし。

◆2006 Bergstrom PN Bergstrom Vineyard Willamette Valley Oregon

赤ベリー、チェリーの香り。余韻伸びるかと思うとすっと引く。完全ではない?

◆1999 Pride Mountain CF Sonoma County

ユーカリ、ハラペーニョの香り。ザラメ。濃い果実。口当たりよい。よい造り。

◆1996 Pahlmeyer Merlot Napa Valley

赤黒ベリー系。チョコも。タンニンこなれてバランスよいが、やや小ぶり。

◆1989 Leonetti CS "Seven Hills Reserve" Walla Walla Washington

小梅、紅茶の香り。もう葡萄品種不明。よい熟成だが余韻はさほど伸びない。

◆1991 Dominus Napa Valley

・・・。黙ってしまいますね。チョコ、ユーカリ。唾液導出的。バランスいいです。

 

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イチ押しはさすがのドミナス。緻密な構造の中に明るい外向性がありエレガント。

球体ですね。さすがパーカー98点。特にこれは状態もよかったと思います。

 

シン・クワ・ノンはシラーか?と見まごうような色のピノで、味わいもシラーか?

しかし、バランスは非常によくシルキーな舌触りでひとつの完成形ではあります。

果実や野生的な香りはせず、やや人工的な造形美と言えるかもしれません。

 

個人的にはプライドのフランがなかなかツボを押さえた渋い良品だと感じました。

 

二次会では先般のナパ紀行の土産品を供出。

 
◆N/V  Overture Napa Valley

◆2006 Darioush CS Napa Valley

オーヴァーチュアは厳格な印象、ダリオウシュは濃い明るい感じ。それぞれ美味しく。

 

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シン・クワ・ノン。深い色です。

 

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ドミナス。フランス系カリカベ恐るべし。

日本に帰国したワイン会@NYのメンバーとTama@青山で同窓ワイン会。

アカデミー・デュ・ヴァンに通学中の奥様御用達の店でワイン品揃えも良い。

 

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☆N/V Vin Mousseux Atmospheres Jo Landron

 お店からとった一本。ロワールのビオ。フォール・ブランシュ80%、PN20%。すっきり。

◇2007 Meursault Berry Bros. & Rudd

 参加者が英国出張時にロンドンのBBRで入手したムルソー。造り手はPatrick Javillier。

 初めはピュリニを思わせるミネラルと酸だがアフターはナッティーなムルソーの顔付きに。

 まだまだ若いが良質な果実味がよい。2007年ブル白は自分内では高評価です。

◆1999 Fontodi Flaccianello della Pieve IGT Tuscany

 私の持ち込み。サンジョベーゼ100%。エッジも酸もまだ若いが時間経過に伴って花開く。

 カシス、ブルーベリーの香りと滑らかなタンニンに支えられた凝縮感が口中に広がる。

 

お料理もおいしく、ワインの持ち込み料も無料との由(要確認)。ADVの方は講座帰りにどうぞ。

日本出張の機会にMixiコミュ「カリフォルニア・ピノノワール会」のワイン会を開催。 

NYから持ち帰ったものに加えて、倉庫に預けてあったケースを引き取り一部提供。 

10人参加で13本。他にも飲んだような気がする。翌日は立派に二日酔いでした。

 

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◇2006 Chateau Jun Semillon Yamanashi

 恒例のブラインド。ファッションメーカーJunのワイナリー。昔、Tシャツ買ったな。

 後口の樽の感じで日本産、味わいで薄いシャルドネかなと想像したが、セミヨン単一。

◇2006 Brander Uno Mas Santa Ynez Valley

 グルナッシュブラン70%、SB30%という珍しいセパージュ。 味わい深い果実味。

◇1992 Batard-Montrachet Albert Morey

 Bernard Moreyの別ラベル。やや酸化が進んでシェリー香あるもナッティーな余韻が好い。 

◇1989 Hermitage Blanc Jean-Louis Chave

 コルク周りに液漏れがあってちょっと怪しんだが状態はまとも。安堵。 

 貝のミネラル、根菜、オイリー。マルサンヌ100%ではなくルーサンヌ入り。

◆1989 Chambolle-Musigny 1er Cru Les Charmes Lea Selection Lou Dumont

 ブルゴーニュ仲田さんのネゴシアンラベル。昆布、梅の古酒の香り。

◆2008 MacPhail Rose of Pinot Noir

 6月のPinot Daysツアーで好評だったロゼ。明るいストレートな果実味。 

◆1995 Richebourg Denis Mugneret

 NYで$130で購入。ミニュレ一家の無名造り手だが酸もありエレガント。

◆2007 Failla PN Keefer Ranch Russian River Valley

 口中一杯に果実が広がる。自宅で飲んだ2006年同銘柄より格段に美味。 

◆1999 D'Arenberg CS Coppermine McLaren Vale

 熟成感なく青臭いユーカリ?の香り。豪州ワインの果実味は強い。 

◆2000 Domaine Gauby Cotes du Roussillon Villages Vieilles Vignes

 濃い果実味。タンニンが舌にくっつく感じ。後口が伸びず要素がまだバラバラ。 

 グルナッシュ60%、カリニャン20%、シラー10%、ムールヴェードル10%。

◆2004 Lamborn CS Napa Valley

 日本では無名だがHeidi Barrettが造っている注目銘柄。チョコ、タバコ系。濃密。

◆2002 Colgin IX Estate Syrah Napa Valley

 カルト銘柄コルギンのSyrah。黒く深い果実。張り詰めた凝縮感があり美味。 

◆2000 Morey-St-Denis Hubert Lignier

 赤系果実と藁、腐葉土臭。2003/4購入なので息子ロマン夭逝前の在庫。

 

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フランスの特級的銘柄達。

 

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日本で入手が難しい銘柄達。

テーマはピエモンテの赤白。同一ビンテージのバローロ、バルバレスコ飲み比べが白眉。

 

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◇2007 Roero Arneis DOCG Brovia

◇2007 Montemarino VdT Cascina Degli Ulivi

◆1988 Barbaresco "Santo Stefano" Riserva DOCG Bruno Giacosa

◆1988 Barolo "Granbussia" Riserva DOCG Aldo Conterno

◆1988 Barolo "Vigneto Arborina" DOCG Elio Altare

◇2007 Erbaluce di Caluso DOC Ferrando

◆2006 Dolcetto d'Alba "Barturat" DOC Ca' Viola

◆2005 Barbera d'Alba "La Romualda" DOC Prinncipiano

◆2005 Langhe Freisa DOC Bartolo Mascarello

◆1967 Gattinara DOC Antoniolo  (Gattinaraは1991年よりDOCG)


 

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今夜のイチ押しはBarbaresco。土やなめし革の香りと柔らかく伸びるタンニン。

凝縮感もあり、長い余韻が秀逸。Barbarescoらしく非常にopenな感じがする。

Baroloでは伝統派のアルド・コンテルノが黒ベリー、ミネラルを感じさせる。

孤高の領域にあり、厳格な印象で、まだまだ熟成の途上ではないかと思わせる。

ローロ・ボーイズのひとりアルターレには鉄分を感じる。タンニン渋く静かなワイン。

ボーイズのバローロも決して早く飲めるわけではないのでしょうね。

ガッティナーラは蔵出しなのかラベルもコルクもぴっかぴか。40年以上経過と思えず。

味わいは凝縮感もあってこれまた余韻が長い。状態もよく味わいにも満足でした。


 

二次会は吉例によりブラインドで次の2本を供出。


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◆2006 Griotte Chambertin Rene Leclerc

主宰はジュヴシャン特級と看破。デキャンティングしたもののまだ固い。

野苺の香りは確かにあり将来性は◎でしょう。


◆2007 Maboroshi PN KITARO selected Impressions Russian River Valley

幻ワイナリーとシンセサイザーの喜多郎とのコラボワイン。直筆サイン入りボトル。

主宰は果実の濃さですぐさまカリピノと判別。2日前に着いたばかりだが既に飲みやすい。

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定例ワイン会の事務局メンバーが集まり、OFF会と称してワイン会を開催。

高級ワイン会とは異なり、今回テーマは「$30以下の美味しいお奨めワイン」。

 

◇2005 Benjamin Silver Viognier Santa Barbara

Benjamin Silverのピノ0.5%入りヴィオニエを供出。まずまずの評価でひと安心。

 

◇2007 Bourgogne Blanc Paul Pernot

「ブルゴーニュがわかる」のMatt Kramerから秘中の秘と呼ばれた存在。安定感あります。

 

◇2005 Chassagne-Montrachet Les Voillenots Domaine Maroslavac-Leger

知らなかったマロスラヴァック・レジェ。ラブレ・ロワに卸していたとの由。この日のイチ押し。

 

◆2007 Morgon "Cote du Py" Jean Foillard

ボージョレ・ヌーヴォーで有名な造り手。流石にクリュ・ボージョレは美味い。

 

◆2007 Sherwood PN Marlborough New Zealand

初参加の韓国人ソムリエールが持参。素直なフレッシュな果実のNZピノ。

 

◆2005 Saint Joseph "Sainte Epine" Herve Souhaut

旦那仏人の奥様が仏で見染めた銘柄。醸造はパカレ。本国での方が美味だったとの由。

 

◆2001 Cote Rotie Benjamin et David Duclaux

日本では見かけない造り手。ワイン屋のお勧めとの由。巷のコメントも好意的ですね。

 

◆2006 St. Francis Zinfandel "Old Vines" Sonoma Coast

以前のワイン会で飲んだジン。主宰はブラインドで見事に正解!私は伊西の品種と間違い。

 
$30以下だと新世界物頻出かと思ったが半数以上が仏から。〆にはブラインドで以下追加。

 

◆1996 Griotte-Chambertin Domaine Ponsot

ポンソの1990年代は当たらないとの意見も。。。だめだめちゃんでした(涙)。


◆1994 Williams Selyem PN RiverBlock Vineyard Russian River Valley

日本で飲んだ時の方がよかったが時間をおくと美味しくなったとの声も。

 

◆2002 Ch. La Conseillante Pomerol

ボルドーにハズレなしを信じて。酸やタンニンはまだ強く今後も美味しくなりそう。

 

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Benjaminのエチケットは個性的。

 

20090912 WINES3.jpgのサムネール画像

ポンソのグリオットが返す返すも残念。

定例ワイン会。通算40回記念とのこと。今回のテーマはシャンパーニュ。

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主宰の資料巻頭の言葉、「第40回記念を迎える事が(中略)、これからもますます

SupremeなWineと共に、皆様とSparklingなMomentを共有」。意味わかりません。

 

☆1995 Taittinger Blanc de Blancs Comtes de Champagne Grand Cru (10)
☆2004 Michel Loriot Blanc de Noir Pinot Munier Vieilles Vignes (2)
☆N/V Jacques Selosse Blanc de Noir Contraste Grand Cru (11)
☆N/V Cattier Armand de Brignac (1)
☆2002 Marc Hebrart Special Club Millesime 1er Cru (6)
☆1996 Philipponnat Clos des Goisses (9)
☆1985 Perrier-Jouet Cuvee Belle Epoque (1)
★1998 Billecart-Salmon Rose Cuvee Elizabeth Salmon (1)
★N/V Larmandier-Bernier Rose Rose de Saignee 1er Cru (0)
☆N/V A. Margaine Demi-Sec 1er Cru (0)

 

括弧内はひとり2票もちによる人気投票の結果。日本でのワイン会のパクリです。

票はテタンジェ、セロス、フィリポナに集中。ブランド効果もあるので順当な結果かも。

面白いのはマーク・エブラール。参加者の中のワイン関係業者4名がすべて挙手。

コスパに優れたワインで取り扱いたいという意味の票だったようです。確かに美味。

個人的にはテタンジェとフィリポナに挙手。やはり余韻の長さが違うよな~って感じ。

 

Jay-Zとの論争で脚光を浴びたセレブ御用達黄金ボトルのアルマン・ド・ブリニャック。

口当たりはよいものの伸びがさほど感じられないものでした。豪華だけど高過ぎ新作。

http://www.decanter.com/news/98260.html

ワインの肴にはオリーブ、シャウルス(チーズ)、いちじくとプロシュート、筑前煮等を準備。

参加者手製の筑前煮もそれ自身が美味。シャンパンと合ったのは言うまでもありません。

 

ところで硫黄のような還元臭がするということを数名の人が指摘。トースト香との差異不明。

取り急ぎこのあたりで勉強しましたが、まだスッキリとまではいきません。解説所望。

http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1214607192?fr=rcmd_chie_detail

 

なお、〆のワインはこちらにて。
☆2007 Michele Chiarlo Nivole Moscato D'Asti
◆2008 Astica Malbec Lujan de Cuyo Argentina

 

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ブリニャック目立ちますね。

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