2011年7月アーカイブ

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☆2002 Pierre Morlet Brut 1er Cru Millesime Avenay-val-d'Or

Avenay-Val-d'Or村(1級93%)で1800年代から葡萄を栽培するモレ家(NM)。

ピーター・マイケルのワインメーカー(2001-2005)を務めたLuc Morletの実家。

泡めの黄色で洋梨、リンゴ、ハチミツの香り。少しドサージュが多いような印象。

味わいは平板で特徴ないが親しみやすい口当たり。夏向きとは言えないかな。

Morletの所有畑はPN76%、CH24%。ミレジメは年によって比率は変えている。 

購入価格$45.00(2010/11)。

20110722 BERINGER CH SBRAGIA LIMITED NAPA 2000.jpg

◇2000 Beringer CH Sbragia Limited Release Napa Valley

1876年にJacob&Frederick兄弟が設立したベリンジャー。今はこちらの傘下。

これは旧winemakerのEd Sbragiaの名を冠し1991年誕生。後任Laurie Hook。

濃厚な黄色に黄桃、バニラ、バターの香り。果実味は最盛期ではなさそう。

ボリューム感のある果実味と後口のナッティーで豊かな含み香が特徴的。

美味いが中心線が緩い印象。やはりあと2~3年早い方がよかったかも。

購入価格4,200円(2003/1)。

   

◆2000 Corton Grand Cru Les Perrieres Nicolas Potel

自分の名前がついたメゾンを追い出されたニコラ・ポテル。詳細はこちらです。

コルトンは複数畑のブレンドが認められるがこれは単一畑ペリエールのもの。

エッジはオレンジ色で黒ベリー、スミレの花、土、革の香り。アルコール感高め。

距離をおいても漂う上品な香りと裏腹に酸がまだまだ強く舌の上で暴れる感じ。

大柄ではないが熟成ピノの良さ全開。入手が難しくなると思うと残念な気持ち。 

購入価格3,555円(2005/5)。

20110718 CHASSAGNE MONTRACHET CAILLERETS AMIOT GUY 1999.jpg 

◇1999 Chassagne-Montrachet 1er Cru Les Caillerets Amiot Guy

シャサーニュ・モンラシェ村で1920年に創業したアミオ・ギィ。アミオが苗字。

昔の村名はChassagne-le-Haut(1879年改称)。1級畑カイユレは樹齢70年。

麦藁色にハチミツ、白胡椒、キノコの香り。熟成したCHの香りだな~って感じ。

すっと流れる口当たりと喉の奥に残る濃厚さが諒。含み香は単純で物足りず。

果実の鮮やかさは失われておりピークは2-3年前かも。やはりアミオは早熟。 

購入価格4,490円(2002/9)。

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◇2010 Kai Winery Delaware Yamanashi Japan

1834年創業の甲斐ワイナリーが生食用葡萄であるデラウェア100%で醸造。

ワイナリー併設のカフェ『古壷』での限定販売。 無核品種だが醸造用は有核?

緑がかった黄色に柑橘、仄かな葡萄の甘い香り。シュールリー由来の旨味。

口当たりはドライで甲州に通じる切れがあるが穏やかな酸がよい具合に中和。

味わいはストレートで伸びはないものの枝豆と一緒に食すと丁度よい塩梅。 

購入価格1,200円(2011/6)。

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◇N/V Gomi Koshu Yamanashi Japan

6月に訪問した山梨塩山の五味葡萄酒。奥野田葡萄酒で訊いたら推奨あり。

HPがなくあまり情報ないところだが詳しい訪問記がありました。歴史古い。

緑っぽく淡い黄色に温かみのある柑橘の香り。ライム、白い花の香りも。

味わいはコクがあり旨味もきっちり。シュール・リー製法?とにかく旨いです。

ラベルに書かれたHealth Grace of Heaven Happinessの意味は不明です。

購入価格1,260円(2011/6)。

Kistlerの2001年ヴィンテージ白を飲み比べる会@のみ山の第二弾。

今回はソノマ中心でブラインドは難しいはずと思ったらやはりそうだった。

 

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☆2005 Chartogne-Taillet Blanc de Blancs

洋梨の香りにコクのある味わい。ねっとり感がありBdBには思えず。

◇2002 Kistler CH Camp Meeting Ridge Sonoma Coast (4)

前回も出た2002CMR。洋梨、ハチミツにミネラル感。前回より美味。

◇2001 Kistler CH Kistler Vineyard Sonoma Valley (0)

キスラー単一畑。トロピカル系ながら酸化のニュアンス。状態悪し。

◇2001 Kistler CH McCrea Vineyard Sonoma Mountain (3)

ミネラル、石の香りが強い。マックレアに抱くイメージと乖離。

◇2001 Kistler CH Durell Vineyard Sonoma Valley (4)

綺麗なリンゴの味わいと凝縮感のあるワイン。

◇2001 Kistler CH Hirsch Vineyard Sonoma Coast (0)

堅い。ミネラル、石の要素強すぎ。味わいもフラットで期待外れ。

◇2001 Kistler CH Cuvee Cathleen Sonoma County (5)

クリーンな味わいと伸びる余韻が秀逸。バランスが頗るよろしい。

◆2008 Robert Sinskey PN Los Carneros

◆2008 Rhys Syrah Skyline Vineyard Santa Cruz Mountains

 

恒例の最初3本ブラインドでは畑名を回答。正答は最高1問が3名。

状態悪化に当たる可能性が高い(自分調べ)キスラーのみ正解。

因みに好きなものの挙手ではCMRとMcCreaに4票ずつ分離。

 

ひとり2票持ちの総選挙ではキャスリーンが貫禄のトップ(得票、括弧内)。

ピノとシラーの差し入れもありがとうございました。

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◇2007 Bass Philip CH Estate Victoria Australia

1979年から南豪ギップスランドでピノ主体に造るバス・フィリップ。HP構築中。

ワインメーカーはPhillip Jones。Henri Jayerに触発されてピノ造り開始の由。

黄色に白桃、メロンの香り。味わいは単純だが果実の質の良さが感じられる。

雑味のない綺麗な酒質。一層の複雑性を具有するとなお一層楽しめるかと。

ピノ醸造家のCHはやはり美味。コルクが安っぽいのでスクリューに変えたら?

購入価格6,476円(2011/5)。

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