2011年9月アーカイブ

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◆1998 Charmes-Chambertin  Frederic Esmonin

かなり評価が分かれる造り手フレデリック・エモナン。元詰め開始は1988年。

少し熟成度合があるもののまだまだ若い色合いに赤黒ベリー、土、革、小梅。

香りは上品に立ち上るが果実感と酸のバランスは不満。中間部はそこそこ良い。

後口にしっかりと旨味が残って本領発揮。残り香という面ではまたまた不満。

実態がうまく掴めないワインだが特級畑の片鱗あり。シャルムは買い葡萄か?

購入価格$$60.00(2010/11)。

ワイン仲間ミヤパパのOregon在住友人Jackey Samuraiを迎えてワイン会。

オレピノ(オレゴン・ピノ)を3本ご持参いただきました。 場所はマ・ブロシェット

 

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☆N/V Daniel Dumont Brut Rilly-La-Montagne

お店のお勧めシャンパン、ダニエル・デュモン。RM。癖がなく優しい味わい。

◇2005 Corton Charlemagne Grand Cru Domaine Dublere

白ワインを持ち込み。米国人Blair Pethelが当主という珍しいドメーヌ。

流行りの自然派だが果実の純粋さは特筆すべき。ミネラル感もあって美味。

◆2007 Barking Frog PN Bailey Chehalem Mountains

1991年からアマチュア醸造家だったRon Helbigが2005年に商業生産開始。

赤い果実感主体のワイン。クローンはWadensvil。ガラス栓ヴィノ・ロック使用。

なお、コルク代替栓については私のワインの師匠の記事をご覧いただければ。

◆2008 North Valley PN Willamette Valley

Tony Soterがオレゴンで造るピノ。初試飲。赤ベリーや香水の香りで上品。

◆2006 Methven PN Reserve Willamette Valley

Allen & Jill Methvenが営む家族経営のワイナリー。詳しい情報はわからず。

赤ベリー系の上品な果実とスパイス、スモーキーさが渾然一体。こりゃ旨い。

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☆N/V Laherte Freres Brut Tradition Champagne

1889年設立のNMラエルト・フレール。Chavot拠点で6代目Thierryが中心。

PM60%、CH30%、PN10%にしてはすっきりした色目にリンゴ、洋梨の香り。

リザーブワイン4割でコクがある。ボトル気圧は高め。デゴルジュマン2010/12。

初口は果実の甘さがあるが徐々にまとまりドライな印象、ドザージュ6~8g。

話題に上るのもわかる出来。単独で飲むよりも和食に合わせるとさらに諒。 

購入価格3,300円(2011/9)。

20110918 BODEGAS CASTANO YECLA 2002.jpg 

◆2002 Bodecas Castano Monastrell Yecla Spain

1950年にワイナリーを設立し1980年にボトリングを開始したカスターニョ

モナストレル(別名ムールヴェードル(仏)、マタロ(豪))を300ha栽培との由。

濃く熟成感が見えないガーネット色に赤黒ベリー、プラムの香り。酸は高め。

内心ヘタってるだろうなと思っていたが健全で滑らかなテクスチャーに驚き。

含み香にトゲトゲしさを感じるも味わいは良好。相当な熟成能力を再認識。 

購入価格980円(2004/4)。

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◇1999 Chassagne-Montrachet 1er Cru Les Vergers Amiot Guy

同年カイユレを最近飲んだGuy Amiot。早飲みとの評価を下している造り手。

黄金色に緑が混ざる熟成色にリンゴ、白桃、キノコの香り。 果実味は弱め。

口に含むととろっとした甘さが出るも消えるのも早く余韻の長さを感じない。

雑味はなく悪くはないが全盛期ではない。果実味が衰える前に飲むべきか。 

購入価格3,990円(2002/9)。

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◆2004 Realm CS The Phoenix Napa Valley

まだ日本に入っていないレルム。ボルドーブレンドということだが詳細不明。

当時のワイン醸造者はMichael Hirby(元Behrens & Hitchcock、現Husic)。

経年を感じさせない漆黒色に黒ベリー、コーヒー、ハーブ、土、革の香り。

アルコール感強く(15.7%!)、由来の甘さも。舌触りはシルキーで余韻も良好。

BIGなカリカベ。味わい強めで美味だが食事を凌駕してしまうパワーは敬遠。

購入価格$60.00(2010/11)。

20110910 HUNDRED ACRE SB SUMMER DREAMS NAPA 2008.jpg 

◇2008 Hundred Acre SB Summer Dreams Napa Valley

ハンドレッド・エーカー(Web構築中?)が恐らく2008年から醸造開始のSB。

濃い黄色にパッションフルーツ、バターの香り。樽香が強くフルーツ感弱い。

味わいはシャルドネ的でボディが厚い。後口に苦みは残るも嫌な感じなし。

酸、ミネラルはほぼ感じられず典型的なSBではない。アルコール度も15%。

「夏の夢」との名称には程遠いイメージ。SBにはもっと清涼感を求めたい。

購入価格$80.00(2010/11)。

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◇2009 Okunota Winery Koshu Hanamizuki Yamanashi Japan

2011/5にも飲んだ奥野田の甲州。2011/52011/6にはワイナリーも訪問。

レモン、ライムの香りにバランスのとれた酸、旨味。色合いは濃くなったかも。

味のしっかりした甲州という印象は変わらないが少し果実感が後退気味。 

購入価格2,100円(2011/6)。

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◆2007 St Cousair Rosato Nagano Japan

長野県飯綱町のサン・クゼール。ペンション経営からジャム、ワイン造りへ。

こちらはZweigeltrebe80%、Muller-Thurgau10%、Merlot10%で造るロゼ。

北海道産90%、長野産10%という表記なのでMerlotだけ長野産なのかな。

山吹色に赤ベリー、チェリー、熟れたリンゴの香り。そこはかとなく立ち上る。

ドライだが酸は中庸で飲みやすい。あっさりの中に芯があって心地よい感じ。

いただき物(2011/5)。

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