今回テーマは豪州、オーストラリア。果たしてユーカリの香りはするのか?
どうもオーストラリアは人気がいまひとつなのか参加者は15名と少人数。
◇2006 Kaesler Semillon Ols Vine Barossa Valley
◇2007 Grosset Riesling Polish Hill Clare Valley
◇2006 Giaconda CH Beechworth
白3品種はそれぞれ個性的。セミヨンはパッションフルーツで粘り気あり系。
恒例の値段当てクイズでは平均$29.32で$18~$50。ピタリ賞が出て$18。
リースリングはペトロール香がよく出ておりミネラリー。果実もよく伸びます。
シャルドネはMLF由来のミルクとナッツ。カリフォルニアとブルゴーニュの中間。
◆2005 Giaconda PN Nantua Beechworth
◆2001 Torbreck Grenache Les Amis Barossa Valley
◆2003 Clarendon Hills CS Hickinbotham McLaren Vale
◆2006 Ben Glaetzer Shiraz/CS Anaperenna Barossa Valley
◆1996 Clarendon Hills Shiraz Astralis McLaren Vale
◆1991 Henschke Shiraz Hill of Grace Eden Valley
赤に移ってジャコンダのピノ。チェリー、スパイスの香りと出汁系のアフター特徴。
トルブレックは黒青ベリーむんむんで甘い口当たり。プルーンとドライフィグ。
クラレンドンのCSは赤黒ベリーとプルーン。果実凝縮感凄い。エッジに退色なし。
これも値段当て。平均$108.75で$50~$180。正解$55でニアピンは$50と$60。
アモン・ラで有名なグレッツァーのシラカベはこの年よりGodolphineから改名。
プルーン、ザラメの香りで最後に喉の奥へと鋭いアタック。抑制美が欲しい。
クラレンドンのシラーズはチョコ、スパイスにミネラル感。果実味、質感とも良好。
ヘンチキは一転、抑制的なバランス。樹齢160年のなせる技か上品な複雑味。
ミネラル感も湛えて余韻がよく伸びる。タンニンも10年単位でいけそう。秀逸。
二次会はフランス紀行土産のビスキュイをシャンパンとともに。
☆N/V Egly Ouriet Brut Tradition
□森伊蔵 焼酎
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