カリピノ会メンバーとNYCワイン会のメンバーの邂逅を演出しワイン会開催。
それぞれが持ち寄るワインで新世界vs旧世界対抗戦。もちろんブラインドです。
【白対決】
◇2005 Morey-Saint-Denis Blanc Domaine Dujac
デュジャックがモレサンドニ村の0.65haという超限定区画で造る村名白。
綺麗な黄色で酸やミネラル、口先に伸びる凝縮感と果実味の強さが魅力。
ブラインドで最初はラフォンのマコンだと思ったが後口の伸びが違いました。
◇1999 Livingston-Moffet CH Napa Valley
こちらでJohn Kongsgaardがワインメーカーを務めていた頃のシャルドネ。
樽香と熟成香が渾然一体。アルコールの強さと酸の弱さでカリドネと看破。
この対決は4vs4の引き分け。 ミネラルや酸を好むか熟成果実を選ぶかの差。
【ピノ対決】
◆2007 August West PN Rosella's Vineyard Santa Lucia Highlands
takuyaさんの会社で扱う江戸勝ピノ。これは秀逸ですね。果実が綺麗でよく伸びる。
後にザラメ、黒糖を感じたのとバランスがよすぎるためカリピノと看破。頗る美味。
◆2003 Charmes-Chambertin Domaine Arlaud
カリピノと対抗するためにグラン・クリュ。しかも過熟の年2003を選択。これが奏功。
果実に力はあるがやはり酸、ミネラルが強い。肉や茎の香りも。タンニンも残る。
この対決も4vs4の引き分け。しかし後者が新世界と思った人が5名と過半数。
【ピノ以外赤対決】
◆2003 Yacocyuya Malbec Cafayate Argentina
メルロー大家、悪玉ミシェル・ロランがコンサルするMalbec100%ワイン。
赤黒ベリーになぜかフローラルな香り。凝縮感が素晴らしく一級品です。
◆2004 Ch. Leoville-Poyferre St Julian
格付2級。奇しくも、以前、takuyaさんとの新旧対抗戦で私が持参した銘柄(2001年でした)。
上品でスーボワが香り、タンニンが少し滑らかになっているが、いかんせんまだ堅い。
この対決は5vs1。ブラインド対抗戦だとこういったクラシックな造りは不利ですね。
最後はtakuyaさんから次の銘柄がブラインドで。
◆2006 Lamborn ZN Serendipity Napa Valley
①Merlot、②CS、③ZNの三択では②がひとり、③が6名(本人は棄権)。上品な味わい。
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