Pinot Daysの翌日はワインカントリーガイド小林さんの案内でソノマ探訪。
陽光を眩しく感じるほど天気もよく、絶好のワイン試飲日和になりました。
①Small Vines
葡萄栽培会社も営むPaul&Kathryn Sloan夫妻が造るスモール・ヴァインズ。
DuMOL(PN)やPaul Hobbs(CH)の畑も管理。醸造はCopainの施設を使用。
若木だが自社畑では4x meter spacing(4mx4mに16本)という密植を採用。
459、828、943、Calera、Swan、Pommard等のクローンを陽当たり考え植樹。
伝統的なDijonクローン114や777は早く熟すのに対し上記はゆっくり成熟する。
◆2007 Small Vines PN Russian River Valley
◆2007 Small Vines PN MK Vineyard Sonoma Coast
◆2008 Small Vines PN Russian River Valley
◆2008 Small Vones PN MK Vineyard Sonoma Coast
綺麗な赤系果実、酸と肉系香りが中心。2008 RRVは茎を入れて酸を上昇させた。
この囲みがないとウサギが幼木を食べてしまうとのこと。
②Adrian Fog
1997年にJane FarrellとStewart Dormanが立ち上げたエイドリアン・フォグ。
応対はOwner&WinemakerのDormanさん。予想外に若く体躯のよい人。
満月の日を選んで収穫やビン詰め。飲むのも満月の日を選んでとの由。
◆2007 Adrian Fog PN Numbers Sonoma Coast
◆2008 Adrian Fog PN Numbers Sonoma Coast
◆2007 Adrian Fog PN Oppenlander Vineyard Mendocino
ここのワインに共通するのはオレンジの皮、クッキーの香り。ビオっぽさも。
一般のカリピノとは違う独特のアタック。味わいは濃いめで果実味あり。
Numbersは2つのClone115と667を表し40%新樽で11-12ヶ月樽熟成。
試飲してないが2008年Anderson Valleyは火災の煙のニュアンスあり。
ただし樽の中で薫りは落ち着くとともに後口にも改善がみられるとの由。
デキャンティングして供出。
本当に小さな醸造施設。48樽程度しかない。
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