一日目はさらに3箇所で試飲巡り。このあたりから結構酔いが回ってきました。
④Jim Ball
今年のPinot Daysで試飲したジム・ボール。注ぎ手に魅かれてという側面も。。。
テイスティングルームに入るとYou look familiarの声。その注ぎ手の女性でした。
自社畑(Middleridge)のみからワインを醸造。2012年にはFourDog畑からも。
WinemakerはGreg La Folletteだったが2008年からバクスターのPhil Baxter Jr。
◆2009 Jim Ball Rose Anderson Valley
熟した赤ベリー系果実の香り。多少口当たりに甘さが。
◆2007 Jim Ball PN Signature Anderson Valley
赤ベリー、チェリーの香り。ザラメの感じも。これはneutral樽。
◆2006 Jim Ball PN Signature Anderson Valley
すっと流れるチェリー系果実。素直な果実味で美味しい。
◆2007 Jim Ball Boonville PN Anderson Valley
赤ベリー、チェリーの香りに熟した果実の甘みが加わる。新樽。
聞き間違えでなければ、こちらのBoonvilleはGreg La Follette作。
⑤Drew
Jason&Molly Drew夫妻が運営するドリュー。応対は奥さまのMolly Drew。
Babcockに勤めた経験からかSt. Rita Hillsソースもあるがいずれやめる意向。
7acreの畑を購入し2011年には収穫予定。ほぼピノだが1acreはRieslingとの由。
◇2009 Drew Albarino Valenti Vineyard Anderson Valley
46ケースしか造っていないスペイン品種。業界人と名乗った隣の客は品種知らず。
◆2008 Drew PN Fog-Eater Anderson Valley
60%をMonument Tree畑、40%をHenneburg畑から。ふわっとした印象。
◆2008 Drew PN Valenti Vineyard Mendocino Ridge
赤ベリー系の香りだがこれも中心線が緩い。2008年はやはり苦戦している。
◆2007 Drew Syrah Broken Leg Vineyard Anderson Valley
1976年に植樹。持主Steve Williamsが最後の日に足を折ったことに因む名称。
漢方、薬膳の香り。樟脳との声も。この辺りのシラーに特徴的な香りかも。
◆2006 Drew Syrah Ridgeline Vineyard Mendocino Ridge
これも漢方の香り。ラベル汚れを$20で売っているということでお買い上げ。
⑥Phillips Hill
Pinot Daysで試飲したフィリップ・ヒル。WinemakerはToby Hill。Phillipsは祖母姓。
ラベルのデザインは以前、マンハッタンでアートを志したToby Hill本人による。
こちらの試飲は結構繁盛。アートなテイスティングルームでヒップな雰囲気。
◇2009 Phillips Hill Gewurztraminer Anderson Valley
畑はFoothills。きちんとライチの香りがする。甘露煮のように甘いのが玉に傷。
◇2009 Phillips Hill CH Ridley Vineyard Anderson Valley
ピーチの香り。甘い。砂糖水のよう。これは感心せず。
◆2007 Phillips Hill PN Oppenlander Vineyard Mendocino
赤チェリーの香り。滑らかで酸も効いて抑制された美学。美味しいです。
◆2007 Phillips Hill PN Corby Vineyard Anderson Valley
こちらはタンニンが強く酸が緩い。ややバランスを失する印象。
◆2008 Phillips Hill PN Beeson Tree Anderson Valley
Toulouse、Corby、Oppenlanderの3つの畑のブレンド。苦肉の策。
◆2008 Phillips Hill PN Ring of Fire Anderson Valley
この名称はアッパレ開き直り。ToulouseとCorby。残念ながら果実味乏しい。
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