2012年6月アーカイブ
カリピノの大御所Williams Selyemに纏わる系譜を紐解くワイン会@CWG。
新聞印刷工だったBurt WilliamsとワインバイヤーEd Selyemの共同運営。
ワイナリーは1998年にDyson夫妻(New YorkのMillbrook Winery)に売却。
Burtの息子Fred WilliamsはSeven Lionsを立ち上げたが2004年に事故死。
娘MargaretはBrogan運営。上記の2002年はFred's Handsとしてリリース。
Edの娘Denise Mary Selyemは夫のKirk Wesleyと2000年よりWesMarを。
◇2009 Beau Paysage CH Tsugane Yamanashi
◇2008 Williams Selyem CH Unoaked RRV
◆1993 Williams Selyem PN RRV
現在のWilliams Selyemになる前のオリジナル。小梅、ミネラルの旨味。
◆2004 Williams Selyem PN Hirsch Vineyard Sonoma Coast
酸、ミネラル主体で上品な味わい。抑制された透明感が非常によろしい。
◆2000 Seven Lions PN Buena Tierra Vineyard Helio Doro Block RRV
イチゴの残り香。小梅の香り。ころころ転がる旨みが秀逸。美味しい。
◆2002 Fred's Hands PN Buena Tierra Vineyard Helio Doro Block RRV
野性的。赤身肉の香り。透明感もあり綺麗なトーン。ストレートな美味さ。
◆2005 Brogan PN Buena Tierra Vineyard Helio Doro Block RRV
◆2004 WesMar PN Olivet Lane Vineyard RRV
強い果実と凝縮感。上品なカリピノという印象。酸、タンニンもしっかり。
◆2008 Morning Dew Ranch PN Anderson Valley
Burt Williamsが醸造を解禁されたとの由。珍しい逸品。チェリー、燻香。
◆2005 Tantara PN Burt Central Coast
◆2000 Seven Lions Merlot Blakeman Vineyard Anderson Valley
私の持ち込み。オレンジの香りが口腔内に広がる。余韻はさほどない。
◆2010 Rochioli Valdiguie Russian River Valley
珍しい品種ヴァルディギエ(グロ・オーセロワ)。ガメイと信じられていたらしい。
恒例の人気投票(2票持ち)では1993年のオリジナルが7票獲得でトップ。
Seven Lions 2000とBrogan 2005が各3票、WesMar2票、WS 20041票。
Manner-Boのイタリア講座先生とメンバーの誕生日を祝う会@門前仲町。
ワインはミヤパパが米国旅行で調達したカリピノに加えて持ち込み少々。
☆N/V Cremant de Loire Brut Langlois Chateau
お店から。品種はSBと言われたような気がするが本当はシュナンブラン。
◆2009 Tyler PN Clos Pepe Vineyard Sta Rita Hills
◆2009 Siduri PN Clos Pepe Vineyard Sta Rita Hills
クロペペ畑の同年飲み比べ。Tylerは上品、Siduriは濃い系。Tyler美味し。
◇2008 Merry Edwards CH Russian River Valley
珍しい銘柄。BuBuさんの持ち込み。思いの外どっしりするも綺麗なミネラル。
◆2003 Feudi di San Gregorio Aglianico Serpico Irpinia Rosso Campania
私の持ち込み。赤ベリー系果実充満。酸が強くまだ飲み頃には早かったか。
◇2007 Bourgogne Aligote Domaine Leroy
DRCの元共同経営者であるマダムルロワのドメーヌ物。赤でなく緑キャップ。
淡い黄色に火打石ミネラル、白い花、白胡椒の香り。当初は石の香り優勢。
口当たりにも果実の素直さが感じ取れるが若干詰まり度合いに不満。薄い。
時間をおくとオイリーな粘りも出てきて味わい深く。地味ながら旨みは保持。
アリゴテの畑はビオディナミの2.57ha。 よく出来ているがコスパはイマイチ。
購入価格3,980円(2011/11)。
◆2009 W. H. Smith PN Hellenthal Vineyard Sonoma Coast
1976年にLa Jotaを始めたBill & Joan Smith夫妻が営むW. H. スミス。
1992年にPNへの取り組みを開始し2001年にはLa JotaをMarkhamに売却。
現在はPN中心に醸造。ヘレンサル畑はWesMar、Bjornstadも使用中の由。
赤みの強いルビー色に赤ベリー、チェリー、スパイス。思いの外軽い果実感。
味わいもすっきりと上品で時間経過とともに凝縮感出現。複雑さには欠ける。
購入価格4,980円(2012/5)。
日本ワインの持ち寄り会ワイン会を企画。参加6名ながら結局8本を消費。
カーヴドッチとフェルミエのCFを持ち込み、ブラインドで同郷対決する趣向も。
★2011 Shion Rose Clematis Yamanashi
お店に注文しておいた四恩のクレマチスロゼ。微発砲。赤系果実の香り。
◇2011 Sakaori The Jewels of Kisvin Vinifera Mix 48 Yamanashi
生食用葡萄含め48種類をブレンド。甲州の香りもしてフルーティーな印象。
◇2010 Diamond CH Chanter YA Yamanashi
自社畑100%。果実の香り・味わいや上品な樽の使い方。レベルが高い。
◇2005 Meursault Les Meix Chavaux Veronique de Macmahon
2000年からワイン醸造を始めたマクマホンの代表銘柄。綺麗な酒質。美味。
◆2009 Domaine Sogga Barbera Le Vin Naturel Nagano
小布施ワイナリーの珍しいイタリア品種物。酸がしっかり。自根葡萄も半分。
◆2009 Cave D'occi CF Niigata (Blind)
1992年に葡萄を植えて始めたカーヴドッチ。ミネラル、青草の香り。美味い。
◆2009 Fermier CF Niigata (Blind)
2006年創業。カーヴドッチより色濃くCS的。土、肉の香り優勢で力強い。
◆2011 Okunota Rose La Florette Rose Yamanashi
やや甘口のロゼ。ミルズ100%。赤チェリー、白桃の香り。上品な甘さ。