2009年11月アーカイブ
◆1992 Gary Farrel PN Allen Vineyard Russian RIver Valley
1982年に自らのワイナリーを興したギャリー・ファレル。2004年に被買収。
本人は2006年に退職し、補助ワインメーカーだったSusan Reedが後継者に。
退色基調ながら赤みの残るルビー。紅茶、梅に加えてベリー系果実が残る。
落ち着いた酸と旨味を感じさせる味わい。複雑なキノコ、スミレの香りも加わる。
これは旨い。カリピノも熟成しますね。果実のエキスが残るのが葡萄の強さか。
購入価格$30.00(2009/2)。Winebid。
◆2003 DuMOL PN Russian River Valley
日本では輸入停止になったらしいデュモル。遊戯王かと思ってました(古い)。
1996年設立。ワインメーカーはAndy Smith。誰かと同い年のPaul Hobbsの弟子。
濃い赤紫色で香りはチェリー→ブルーベリー→オレンジの皮の三段活用。スミレも。
味わいは果実味優勢で酸もタンニンも中庸。後口はかなり伸びる。凝縮感もあり。
ブルピノとは違う路線でこれも美味しい。Pisoniに似てる?いや違う。なんだ?
購入価格$45.00(2008/7)。Winebid。
定例ワイン会の常連仲間のお宅@Queensにてワイン会OFF会に参加。
★N/V Champagne Rose Grand Cru Louis de Sacy
Verzyに1633年から住むSacy家のメゾン。90%PN、10%PM。赤系果実の味。
◆2009 Beaujolais Nouveau Georges Duboeuf
定番ジョルジュ・デュブッフ。NYはこればかり。2009年はいいかもね。
◆2007 Clos du Val Petit Verdot Napa Valley
クラブメンバー限定のプティ・ヴェルド。単一は珍しい。まだ堅い印象。
◆2005 Calera PN Ryan Mt. Harlan
私の持ち込み。オレンジペコの香りとの声。オレンジの香りは無関係。
◆2001 Stag's Leap Wine Cellars CS Cask 23 Napa Valley
1976年パリ・テイスティング優勝!!!の2001年物(本当はSLV)。柔らかい。
◆2006 Melipal Malbec Mendosa Argentina
帰国寸前メンバーのアルゼンチン土産。マルベック濃いわ~。
◇2006 Pindar CH Late Harvest Long Island
紅玉のタルトタタンにあわせて。酸味と甘みの邂逅が絶妙ですね。
6人で7本飲んで踊ってダーツして。夜は更けていくのでした。。。
今回のテーマはアメリカ赤。カリフォルニアの外、オレゴン、ワシントンも登場。
◆1996 Gary Farell ZN "Bien Old Vines" Sonoma County
バニラ、黒胡椒、プラムの香り。果実が残る。滑らかな舌触り。
◆2006 Betz Family Grenache "Besoleil" Columbia Valley Washington
赤黒ベリー、クッキー、キャラメル。フルーティー。ガメイに似ているとの声も。
◆1998 Kongsgaard Syrah Hudson Vineyard Napa Valley
黒ベリー、ハーブ、スーボワの香り。酸、タンニン強い。オレンジ系。美味。
◆1997 Behrens & Hitchcock Petite Sirah Sonoma County
黒ベリー、バナナ、チョコの香り。セメダインの匂い。口当たりが甘い。
◆2004 Sine Qua None PN "Covert Fingers"Santa Barbara
果実味は奥底。シルキーな口触り。バランスよく余韻長い。ソバージュなし。
◆2006 Bergstrom PN Bergstrom Vineyard Willamette Valley Oregon
赤ベリー、チェリーの香り。余韻伸びるかと思うとすっと引く。完全ではない?
◆1999 Pride Mountain CF Sonoma County
ユーカリ、ハラペーニョの香り。ザラメ。濃い果実。口当たりよい。よい造り。
◆1996 Pahlmeyer Merlot Napa Valley
赤黒ベリー系。チョコも。タンニンこなれてバランスよいが、やや小ぶり。
◆1989 Leonetti CS "Seven Hills Reserve" Walla Walla Washington
小梅、紅茶の香り。もう葡萄品種不明。よい熟成だが余韻はさほど伸びない。
◆1991 Dominus Napa Valley
・・・。黙ってしまいますね。チョコ、ユーカリ。唾液導出的。バランスいいです。
イチ押しはさすがのドミナス。緻密な構造の中に明るい外向性がありエレガント。
球体ですね。さすがパーカー98点。特にこれは状態もよかったと思います。
シン・クワ・ノンはシラーか?と見まごうような色のピノで、味わいもシラーか?
しかし、バランスは非常によくシルキーな舌触りでひとつの完成形ではあります。
果実や野生的な香りはせず、やや人工的な造形美と言えるかもしれません。
個人的にはプライドのフランがなかなかツボを押さえた渋い良品だと感じました。
二次会では先般のナパ紀行の土産品を供出。
◆N/V Overture Napa Valley
◆2006 Darioush CS Napa Valley
オーヴァーチュアは厳格な印象、ダリオウシュは濃い明るい感じ。それぞれ美味しく。
シン・クワ・ノン。深い色です。
ドミナス。フランス系カリカベ恐るべし。
◆2006 Inman PN Olivet Grange Vineyard Russian River Valley
ソノマでピノノワールとピノグリのみ造るインマン。珍しくスクリューキャップです。
果実の香りが弱く、仄かな赤系果実、スミレ、紅茶。色合いもさほど濃くなく。
味わいも甘さはなく滋味深い。酸もほどほどでこれといったインパクトはないな。
クローンは114、115、667、777とブルピノ仕様。英国に住んでたからかな?
購入価格$25.00(2009/1)。Winebid。
ワインの師匠のお導きにより、カリフォルニア・カルトワインの真骨頂ハーランを訪問。
4年前、MeadowoodでBill Harlanの後ろ姿を見た時にCWT社長が駆け寄ったなぁ。
最初からKrugで歓迎の乾杯。
1984年に造られたワイナリー。ボルドー訪問の後、1985年に畑購入。
栄養がいきわたるかどうか、土壌深くまで調査したとのこと。
カベルネ・ソーヴィニヨンの畑。敷地は240acre、うち40acreが葡萄畑。
天蓋OPENなバレル。
並ぶ樽。これでいくらになる?
Harlan 2007のバレルサンプル。ハーフ。1.5hのダブルデキャンタ後供出。
黒ベリーの香りのみ。潜在力判別不能。1997、2001、2002、2007が良い年。
質素な造りが意外でした。
日本からのご一行と一緒に一路ナパへ。到着後はワイナリーでピクニック・ランチ。
場所はV.Sattui。正直、ワインは大したことないが、惣菜とピクニック用品は充実。
ちょっとした公園で食べているみたいですけどね。
ハム、チーズをはじめ惣菜は充実。
◇2007 V. Sattui Johannisberg Riesling St. Helena
2009/11/3-6にワインの師匠一行と合流してナパ紀行に行ってまいりました。
出迎えの前泊ホテルに現地・日本からの友人が集まり、試飲会となりました。
◆2008 August West PN Santa Lucia Highlands
◆2008 August West PN Rosella's Vineyard Santa Lucia Highlands
◆2007 August West PN Rosella's Vineyard Santa Lucia Highlands
◆2008 August West PN Graham Vineyard Russian River Valley
◆2008 0906 PN Two Pisces Vineyard Sonoma Coast
◇2008 Grey Stack SB Rosemary's Block Dry Stack Vineyard Sonoma County
◇2008 Grey Stack CH Wagner Family Vineyard Sonoma County
August Westは2008年のRosella'sがよかった。2007年もよいが果実の濃さが前面に。
0906はかんちゃんの手になるもの(醸造施設はもちろんCrushPad)。スパイシーですね。
Grey Stackの白はやや甘ったるい。SBはWS92点ですって。そうなのかなぁ?
真剣な試飲会の様子。