2011年8月アーカイブ

◇1995 Bourgogne Blanc Renommee Remoissenet Pere et Fils

2011/6にも飲んだルモワスネのルノメ白。個人的には1995年は秀逸な年。

ハチミツ、キノコが香るのは前回と同じ。やや甘みが増している気がします。

とろっとした粘性とミネラル感は健在。この値段で買えたのは僥倖物です。

購入価格1,938円（2005/10）。

◇2008 Neely CH Holly's Cuvee Santa Cruz Mountains

Bob&Jim VarnerのヴァーナーのAmphitheater、Home、Bee3ブロック混醸。

名称は畑の所有者Kirk Neelyと奥方Hollyに因んだもの。WA98点高得点。

濃い黄色にリンゴ、ハチミツ、パイナップルの香り。樽由来のバニラも前面に。

抑制された果実にミネラル豊か。典型的加州CHに非ず。アルコール13.9%。

後口に若干の苦みが残るのは惜しいが美味いこと疑いなし。 継続観察決定。

購入価格$44.00（2011/3）。

◆2000 Tenuta di Torinoro Le Cupole Tuscuny

ワイン輸出業Andrea Franchettiが1991年に設立したテヌータ・ディ・トリノーロ。

クーポレは1997年誕生のテヌータ・ディ・トリノーロのセカンドとして99年に復活。

漆黒色に黒ベリー、プラム、ハーブ、タバコの香り。滑らかな舌触りが心地よい。

濃い初口と裏腹に中間部はすっと流れる。WA92 vs WS84と分かれる評価。

CF78％、Merlot11％、チェザネーゼ・ダフィーネ6％、ウーヴァ・ディ・トロイア5％。

購入価格5,540円（2003/2）。

◆2007 Kapcsandy Endre Napa Valley

1999年までBeringerのPrivate Reserveを輩出した畑を買ったキャプサンディ。

フィロキセラに侵されていた畑を改良して造るEstate物のセカンドがこちら。 

Merlot48%、CS40%、CF8%、PV4%とメルロー多めのボルドーブレンド。

漆黒ガーネットに黒ベリー、プラム、土、コーヒーの香り。シルキーな舌触り。

口当たりもよく上品な味わい。アルコール13.5%と控えめ。ホットな感じなし。

余韻は思いの外長くないが美味いカリカベ。Denis Malbecが絡んでいる模様。 

購入価格$55.99（2011/2）。

◇2009 Leon Beyer Gewurztraminer Alsace

ワイン講座仲間が店長を務めるVinsanteでおススメになっていたので購入。

1580年からワイン造りを開始し1959年創業のレオン・ベイエ。12代目当主。

あ、ビオだなと思わせる香り。典型的なライチ、白い花、白胡椒にハチミツ。

口当たりはオイリーでねっとりと口腔内にまとわりつく感触。結構濃厚です。

あまり積極的に手にとらない品種だが中華料理等に合わせるのがいいかも。

購入価格2,490円（2011/7）。

☆N/V Drappier Brut Le Drappier Champagne

ウルヴィル村で1808年設立のドラピエ。自社畑53ha、計約畑40haのNM。

2010/9訪問時には現当主Michelから実際のデゴルジュマンの模様を拝見。

PN90%、CH7%、PM3%。収穫年は2002～2003年。ドサージュは9g/㍑。

勢いのよい泡にリンゴ、ハチミツ、トーストの香り。強すぎずしっかりの印象。

味わいは素直な美味さがありバランスもよい。日本向けキュヴェだがCP高。

 購入価格3,219円（2011/7）。

◇2000 Macon-Pierreclos Le Chavigne Guffens Heynen

2011/6にも飲んだギュファン・エナン。Chavigneは好物で1999年も試飲済。

麦藁色にハチミツ、洋梨、白桃の香り。熟れた果実と少しのスパイス香も。

味わいは前回同様だがこのボトルはミネラル感よりも甘い蜜のニュアンス。

よい熟成を見せているが、やはり2～3年前の方がパフォーマンスは上かな。

購入価格3,980円（2002/11）。