◇2000 Meursault 1er Cru Les Cras Henri Boillot
ジャン・ボワイヨのネゴシアン、アンリ・ボワイヨのモンテリー側ムルソー1級。
ヴォルネー村の古い家柄でドメーヌは1890年に現当主アンリの祖父が設立。
緑の残る黄金色に洋梨、白桃、白胡椒の香り。酸とミネラルがきっちり残留。
アフターに少し苦味を感じるものの総じてクリアな果実感。造りが丁寧で密。
購入当時に騒がれた造り手だが今では大御所の様相。リュットレゾネ採用。
購入価格3,790円（2004/6）。
2013年3月アーカイブ
◆2003 Sirita Merlot Napa Valley
1988年にマスターソムリエに一発合格したLarry Stoneのプライベート銘柄。
RubiconからEvening Landに移った時にSiritaを造るのはやめたのかも？
赤みの強いガーネット色に赤ベリー、プラム、なめし革の香り。上品な印象。
とても柔らかな口当たりの反面、全体にストレートで引っかかりがなく素直。
元同僚が出席したパーティーで同席し私宛てにもサインを依頼。感謝感謝。
いただき物（2009/6）。
Larry Stoneによるサイン。Greetings to Miyagaki-san。ちょっと違うよ。
ワイン仲間ミヤパパの年初のお悔みと今後の激励の会を北参道にて開催。
出揃ったワインは奇しくもイタリアとフランス。志向の方向性がよくわかる。
☆N/V Vignali Spumante Brut Cantina Venosa Basilicata
◇2010 Chablis Les Deux Rives Olivier Leflaive
◇2006 Borgo San Daniele Pinot Grigio Isonzo del Friuli
◆2007 Barolo M. Marengo Piedmont
◆2004 Brunello di Montalcino Valdicava Tuscany
1953年に施設を買い1968年にワイン瓶詰めを開始したヴァルディカーヴァ。
濃厚な果実味と複雑な香味、滑らかなテクスチャーで美味。私の持ち込み。
◆2003 Vieux Chateau Certan Pomerol
◇2005 Sancerre Les Monts Damnes Pascal Cotat
Cotat家のPaulとFrancisが運営し夫々の息子FrançoisとPascalに禅譲。
Pascal CotatはSancerre、François CotatはChavignolでワインを醸造中。
緑がかった濃いめの黄色に青い草木、トロピカルフルーツ、ハチミツの香り。
輻輳した香味を醸出しており、単なる爽やかなSBとは一線を画す味わい。
一般に早飲みするソーヴィニオンブランだが熟成の妙を味わうのも一法か。
購入価格3,850円（2006/8）。
今年は開花が早め。折しもワイン仲間宅でワイン会があり桜とワインを堪能。
飲み始めると桜もそこのけ状態で9名12本を痛飲。その後はカラオケに突入。
☆2003 Roederer Estate L'Ermitage Prestige Anderson Valley
◇2011 Ca'Momi SB California
◇2011 Ca'Momi Bianco di Napa Napa Valley
◆2011 Lucy Rose Santa Lucia Highlands
◆2009 Skywalker PN Marin County
私の持ち込み。Star WarsのGeorge Lucas監督保有のスカイウォーカー。
Francis Coppolaの下でワインを造っていたScott McLeodが醸造責任者。
当初は赤系果実の芳しい香りだったが次第に息が上がり尻切れトンボに。
葡萄の力と複雑味、持久力が不足している印象。WA93点の力量感じず。
◆2009 Vosne-Romanee Bouchard Pere et Fils
◆2010 Paraiso PN Santa Lucia Highlands
◆2006 Tantara PN Santa Maria Valley
◆2013 Lucy Rose Sakura Santa Lucia Highlands
お遊びでラベルが張り替えられたLucy Rose。「桜」の文字は今後出現？
◆2010 Zapaltas PN Sonoma Coast
先日のZepaltasワイン会に参加できず主催者から購入したワインを供出。
赤系果実と綺麗な酸、ミネラルがあり中規模の体躯でまとまる正統派ピノ。
◆2008 Ch. igai Takaha PN Divine Wish SLH
◆2009 Norman Hardie PN Niagara Canada
◆2007 Heart O' The Mountain PN Santa Cruz Mountains
1881年（CERRUTIと同じ）にCornwall家創業のハート・オー・ザ・マウンテン。
かつてAlfred Hitchcockのセカンドハウスだったが現在はBrassfield家所有。
濃いルビー色に黒ベリー、プラム、木質系の香り。もしかしたら除梗なしかな。
果実味強くボディもあるが味わいは癖なく素直。舌触りも滑らかで心地良い。
Pinot on the Riverでサーブしていた人が佐世保にいたという話を聞いたな。
購入価格3,240円（2013/3）。
☆2005 Pehu Simonet Brut Millesime Grand Cru Champagne
ヴェルズネイ村のピノノワール名手ペウ・シモネが造るPN50%、CH50%。
「神の雫」で「氷上に花のように舞うフィギュア・スケーター」と表現された。
深い黄色で泡はやや粗い。しぼったリンゴ、ハチミツと一種草食系の香り。
まろやかな口当たりで舌先に少し甘さが残る。味わいは多様だが酸緩め。
うまうまピノ系の特徴が強いがもう少しビシっと背中が伸びた感じがほしい。
購入価格5,500円（2012/11）。
◆2007 Thorne PN Rio Vista Vineyard Santa Rita Hills
1950年代にサンタリタヒルズに定住したソーン家。PNは2000年以降植樹。
葡萄はKen Brown、Flying Goat、Hitching Post、Tantara、BC等に提供。
濃いめのルビーに赤黒ベリー、赤身肉の香り。豊かな果実の奥に冷涼な酸。
口当たりに甘さがあるが時間をおくとすっきりとした果実感でバランス良好。
クローンは2A、115、667、777。除梗ゆえか素直な触感。複雑味があれば。
購入価格2,600円（2013/3）。
◇2010 Bourgogne Blanc Cuvee Madame K Lou Dumont
2000年設立の仲田晃司氏率いるルー・デュモン。現在はジュヴシャン在。
大学生時代に5年間バイトしたpepe le mokoのために特別キュベを納入。
緑がかった黄色にレモン、白桃、樹液の香りとねっとり粘性のある舌触り。
口当たりは上品でふくよかさも。余韻は長くはないがよく出来たレジオナル。
葡萄はムルソー産との由。ランチの際に美味しいなと思って買ったが正解。
購入価格2,667円（2013/2）。
川崎市民で集まってワインを飲む会を新橋で開催。市民は半数だったけど。
◇2010 Clos-du-Chateau de Puligny-Montrachet
ブルゴーニュブランながら単一畑。綺麗な酸と繊細な味わいは村名に匹敵。
ドメーヌは2012年にド・モンティーユに被買収。さらなる進化が期待される。
◇2009 Hudson Vineyards CH Estate Carneros
こんなに顧客を抱える超有名畑ハドソンの自社畑物。樽香と熟した果実感。
ワインメーカーはボルドー大学で学んだChristopher Vandendriessche。
◇2009 FAMA CH Hudson Vineyards Carneros
Hartford Family、St. Francis等で働いたHeather Mundenの独自ラベル。
リンゴ、黄桃、ハチミツの香りはハドソン同様だがこちらの方がより上品。
◆2005 Bell Glos PN Clark&Telephone Vnyd Santa Maria Valley
ナベさん上京時に2002年を飲んだケイマスのピノライン。酸とミネラル良好。
◆2009 Peter Michael PN Moulin Rouge Santa Licia Highlands
ピゾーニ畑を使ったムーラン・ルージュ。漆黒の液体と濃厚な果実。時間要。
◆1998 Duckhorn Merlot Howell Mountain
定番のメルロー。赤い果実主体だが酸とバランスが秀逸。熟成の妙を体感。
FAMAの造りは美しい。実は1本持ってる。しばらく経ったら飲んでみる。
ベルグロスは綺麗な酸。ピーター・マイケルは濃厚な果実。メルローも美味。
◇2010 Gerardo Mendez Albarino Do Ferreiro Rias Bixas
ワイナリー和泉屋推奨のヘラルド・メンデス。1973年創立。保有畑は5ha。
中には樹齢200年も。これは樹齢5～12年でウペインで€13、米国で$25。
淡い緑黄色に樹齢高しと思わせるリンゴ、シトラス、花梨、ハチミツの香り。
味わいはフレッシュながらも凝縮した果実。後口に少し残る苦味も清涼感。
酸、ミネラルよりも果実が前に出るタイプ。魚料理よりも焼いた野菜に合う。
購入価格3,420円（2011/12）。
◆2009 Whetstone PN Bella Vigna Vineyard Sonoma Coast
白だけでは物足りず赤に手が伸びる。折しも煙霧で外出は躊躇されるし。
以前、takuyaさんの飲み会で飲んで本質が掴めなかったウェットストーン。
Turleyの後、Dujacでひと夏働いたJamey Whetstoneが2002年に創設。
濃いルビー色に黒ベリー、黒糖、スパイスの香り。後口は干し葡萄優勢。
口当たりは抑制的だが酒質は強靭で自分には少しhotでfat。甘さが残る。
購入価格$30.00（2012/5）。Winebid。
☆N/V Francis Boulard Brut Nature Grand Cru Mailly Champagne
1792年より葡萄栽培に従事したRaymond Boulard。1952年にハウス開設。
造りの方向性の違いから2009年に3分割。長男がフランシス・ブラール創立。
細かい泡とリンゴの甘酸っぱい香り、ビオっぽいピュアな果実味が特徴的。
ノンドゼだが果実の味わいが濃厚で生地が綺麗。デゴルジュマンは2011/7。
PN90%、CH10%、2008年に2006年&2007年のリザーブ30%。 情報満載。
購入価格4,600円（2012/9）。
◆1997 Chambertin Domaine Bertagna
2010/5に白を飲んだベルターニャ。2010年秋には現地を訪問し蔵を見学。
この特級畑（0.2ha）は1984年に購入。当時の醸造者はRoland Masse。
エッジは透明だが中心は確りルビー色。なめし革、肉、腐葉土の香り充満。
最初に香りがボトル周辺に飛ぶが暫く後に沈黙。徐々に芳香が再度漂流。
酸・ミネラル感もあるが繊細な印象で体躯中庸。上品な造りだが構成は小。
購入価格$75.00（2012/10）。
