2014年9月アーカイブ
札幌出張の後に余市まで足を伸ばして2013年創業のOcciGabiを訪問。
2012年までカーブドッチにいた落(オチ)希一郎が佐沢雅美(ガビ)と開業。
ランチの前菜に合わせてまずはケルナー2013年。
ピノノワール2013年。希少でレストランでしか出していないそうです。
なお当日午前中はNHK朝ドラ「マッサン」の舞台ニッカ余市蒸溜所を訪問。
こちらも製造工程の解説等で充実の内容。訪問した甲斐がありました。
2014/3に初めて訪問したPatina Stella。前はPatina Tokyoという名称?
ワイン仲間ミヤパパの手配により、前回同様、ワインを持ち込んで会食。
◇2011 Spottswoode SB Sonoma & Napa
☆N/V Pour La Vie Sparkling "Grand Cuvee" California
◇2012 Plata Wine Partners CH NY Yankees Reserve RRV
◇2009 Firesteed CH Citation W3 Oregon
◆2013 Orin Swift Rose China Doll California
◆2002 Firesteed PN Citation Oregon
◆2003 Domaine Serene PN Monogram Willamette Valley
◆N/V Overture Napa Valley
白はスポッツウッドが安定した美味さ。ファイアースティードもミネラル好し。
NY Yankeesのワインは単体では感じなかったが比較して飲むと人工的。
オレゴンピノは薄旨系のファイアースティードに対してモノグラムは濃厚。
オリンスイフトのロゼとオーパスワンのセカンドは安定した味わいを表現。
◆2011 Antica Terra PN Ceras Willamette Valley
Sine Qua Nonで働いていたMaggie Harrisonが醸造するアンティカ・テラ。
不承不承で見に行ったオレゴンの畑に惚れ込んでオレゴンに移住した由。
やや濃いめのルビーに引き締まった赤ベリー、チェリー、スパイスの香り。
酸もあるが喉越しは滑らか。木質系のアフターがやや鼻につくのが難点。
オレゴンのピノらしく抑制美を堪能。アルコール12.7%。丁度いい位かも。
購入価格$50.00(2014/1)。Winebid。
◇2013 Okushiri CH Hokkaido Japan
北海道奥尻島にある奥尻ワイナリー。葡萄の木は6万本以上あるとの由。
塩害があり葡萄栽培には苦労するが海の近くでミネラル分豊かとのこと。
意外に濃い黄色にハチミツ、黄桃、トロピカルフルーツの香り。少し苦味も。
酸やミネラルは感じられるが口当たりは熟した果実の印象。熱入ったか?
長野の果実すっきり系シャルドネとは異なり、どちらかというと九州に近い。
購入価格2,258円(2014/9)。
◇2010 Wren Hop CH Rebels & Martyrs Sonoma Coast
広告業者だったJames McDonoughが2008年に開設した新進レンホップ。
ワインメーカーはShowketの醸造家も務めたビーヴァンのRussell Bevan。
綺麗な黄金色に新樽100%らしいバニラと濃密リンゴ、返しのナッツの香り。
酸と果実のバランスはよく舌触りも滑らかだが現時点ではやや重い感じ。
Sun Chase畑。ラベルのRebelsは賊軍、Martyrsは聖人。故事来歴不明。
購入価格$43.16(2014/3)。
◆2011 Wren Hop PN Winter's Demise Russian River Valley
上記と同じレンホップのピノ。Crinella Vineyardからクローン828とSwan。
赤いルビー色。黒ベリー、オレンジピール、黒糖の香り。徐々に柔らかに。
アルコール14.2%で由来の甘さ。全房醗酵の感じあり。少し時間が必要。
ラベルのWinter's Demiseは意味不明。こちらはラベルの絵柄に懲りすぎ。
購入価格$58.46(2014/3)。
◇2010 Saint-Aubin En Vesvau Chateau de Santenay
フィリップ豪胆公ことフィリップ2世が所有していたシャトー・ド・サントネイ。
別名シャトー・フィリップ・ル・アルディ。今はクレディアグリコールの傘下。
少し色づいた黄色に柑橘系、リンゴ、洋梨の香り。果実はきちんと乗る。
酸が効いておりレモンを絞った刺身にも合いそうな。意外に酒質が強い。
友人社販に乗って割安で購入。こういうワインを普段飲みに確保したい。
購入価格3,200円(2013/9)。
◆2011 Chitose Kita WIne PN Hokkaido
山梨県中央葡萄酒の北海道部門から2011年に分社した千歳ワイナリー。
会社名は北海道中央葡萄酒、ブランド名は北ワイン。余市の葡萄を使用。
一目見て薄い赤。香りもさほど立たないが酸と後に残る旨味はなかなか。
可憐な味わいながら酸の一刺しあり。ボージョレグラスに注いだが正解。
雰囲気はいいんだけどもう少し強く抽出してほしい。これじゃあロゼです。
購入価格2,667円(2013/11)。
◇2012 Plata Wine Partners CH Reserve New York Yankees RRV
ついにNY Yankeesもワイン事業に参入?プラタが醸造を任された模様。
こういう企画物には手を出さない主義だがヤンキースならば仕方がない。
葡萄はRussian River Valley産。新鮮なリンゴに少しあざとい樽の香り。
搾り汁的な苦味は気になるが味わい自体は悪くない。むしろ良い仕事。
ラベルもファン垂涎でしょう。米国では3本$90。そのくらいの実力はある。
購入価格3,380円(2014/8)。
昨年に引き続き長野県東御市のワインフェスタに参加。今年は天気良好。
参加費はグラス代500円。各ワイナリーを回って70ml400~500円で試飲。
2003年にエッセイスト玉村豊男さんが開設。広い敷地でカフェもあります。
葡萄の幹が太い。はすみ、リュードヴァンと比べてもそう思いました。
2009年に委託醸造でワインをリリースし2011年より醸造開始のワイナリー。
経営者蓮見善昭さんは東御市議会議員。特にシャルドネが傑出してます。
ワイナリー兼売店。
シャルドネ2013。これには「はすみ節」があります。
幹が細い。。。まだまだこれからですね。
シードル2013。ボトルの底だったので濁ってます。
2010年に小山英明さんによって開設。今や5.3haの葡萄畑を所有との由。
綺麗な花が一杯のワイナリー。
ソーヴィニヨンブラン2013を試飲。若草の香りもあってSBらしいSB。
随分しっかりしてきた葡萄の樹。
ここからはフェスタ会場に移って新進ワイナリーのワインを楽しみました。
ヴィラデストに勤めていた波田野信孝さんが独立して興したワイナリー。
まだまだ委託醸造のようですが栽培担当だっただけに葡萄の力に注目。
なぜこの名称と言う問いに「まんまるはよろず」と答えてくれた波田野さん。
洗練されたメルロー2012。力強さも欲しいところ。
小諸の旅館「中棚荘」店主富岡正樹さんが醸造。マンズワインに委託醸造。
笑顔が素敵な職人肌の富岡さん。
シャルドネ2013。綺麗な酒質。
2014/8に飲んだa et y。醸造者は蓑輪康さん。リュードヴァンに委託醸造。
鞍掛ルージュの品種はピノノワール。赤系果実のチャーミングな香り。
広場では造り手によるトーク。仕事の後はビールだそうです(笑)。