クラシックはできれば一律SACDにしてもらいたいのだが、大人の事情かコストの問題か、SHM-CDも増えているし今度HQCDもでるらしい。SHM-CDはもともとユニバーサル系であったが売れたせいかほかの会社も取り入れようとしてる。一時期CCCDになろうとしていたころを考えるとそれでもよかったなあ。
で、日本ビクターからもSHM-CDがではじめるのですが、ミュンシュ&ボストン交響楽団の幻想交響曲を、店頭で聴いて思わず買ってしまった。まあ昔から名演として有名なものではあり、いつかはと思っていたんだけど、つられちゃいました。ビクターでは高音質化CDとして、以前からXRCDというのを出していて高価だったのですが、今回はXRCD+SHM-CDで3,800円というのはやはり普通の感覚からいくと高すぎるのだろう。。。
ミュンシュの幻想はなるほど盛り上がるので名盤と呼ぶのに不満はないし素直にすごいと思うけど、いつでもこの演奏でよいかというと、やはり落ち着いた演奏も聴きたくなるような気もするので「唯一無二」とまではいえないなあ。。。確かに1962年のものとは思えないくらいリアルだけど、音をいじった分管楽器など時に鋭すぎるときもある。もっともXRCDが効いているのかSHM-CDが効いているのかよくわからん。今度ミュンシュ&パリ管のものがHQCDででるのでそれと比べてみるか。そういえばラトル&BPOの幻想交響曲も買っているんだからもう少し聴いてあげないとかわいそうかな。
(追記)結局ミュンシュ&パリ管のHQCDも買っちゃったよ。こちらは2,600円だったかな。違いは・・・違いのわからない男であった。